ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

道の向こうに山が見える-田町通りから三草山

2017年12月18日 05時09分27秒 | Weblog
 

 道の向こうに山が見える。そんな景色を紹介します。加東市社の田町通り(たまち)は、市街の中心部から東に延びている通りです。かつては、社で一番賑わった商店街でしたが、現在では営業している店舗も少なくなり、住宅地に変わっています。
 田町通りから社小学校へと延びる学校道の三叉路辺りから東を見ると、軒を並べる家々の屋根の上に三草山の山頂が頭を出していました。屋根が低い時代にはもっと大きく見えたのでしょうが、今でも通りの向こうに見えました(早朝と夕方の2枚)。
 西国巡礼の道筋でもあったので、昔の人にとっては方角を見定めるよい目印になったことでしょう。三草山は源平の古戦場で知られ、平家を破った源義経率いる源氏が逃げる平氏を追って、この通りの東の高いところに陣を張ったとの伝承もあります。
 ちょうど昔この通りで菓子屋を営んでいた先輩が通りかかり、小さい頃はよく見えたもので、雪が積もっているのが見えたので山に登りに行ったことがあるというエピソードを話してくれました。
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