ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

秋津の百石踊-桐山宗吉著『ふるさとの祭』に紹介

2023年05月27日 05時47分30秒 | Weblog
 

 先日このブログで紹介した桐山宗吉著『ふるさとの祭』(のじぎく文庫、昭和38年刊)に、「秋津の百石踊」が挙げられています。
 「雨乞・風流の踊に関するもの」の項には、淡路の南淡町阿万(現南あわじ市)の風流大踊小踊(百石踊)など6例が紹介されており、その一つが秋津百石踊でした。
 記述では、当時は、秋津住吉神社の氏子部落11のうち、8部落が踊をもっていて、歌詞や踊の形、人数も少しずつ違っていたようです。現在は西戸地区のみになっています。かつては、相当大がかりに雨乞踊が行われていたようで、競演的に行われていたのではとの推測も書かれています。
 この歴史ブログでは、東条町時代に百石踊が復活されてから、毎年4月29日に奉納することが定着し、毎年、その踊りを紹介してきましたが、かつては上鴨川にも行われていたとの記述もありました。写真は4年前(2019)の踊りのようすです。
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