ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

上田天神夏まつり

2019年07月28日 05時58分45秒 | Weblog


 27日(土)、加東市上田地区の天神夏まつりが行われました。上田地区の正覚院の境内に天満宮があり、菅原道真公の自画像が祀られています。石鳥居の脇の石柱には、「御自画像天満宮」と刻まれた石柱が立っており、道真公が九州太宰府に左遷されるときに書かれた自画像が数奇な運命を辿ってこの上田の正覚院の境内に宮を建て祀られていると伝えられています。天神祭りは25日に行われますが、合わせて行われていた夏まつりを土曜日に行うようになったというわけです。
 地元の若い人たちを中心とする実行委員会による夏まつりは年々盛大に行われ、地区住民の老若男女が参加し、夏の夜の一時を楽しみます。台風6号の雨が心配されましたが、始まる午後6時30分には雨も上がり、さっそく夢工房の和太鼓、滝っ呼のよさこい踊り、兵庫教育大学チアリーディング部の演技などの豪華な演し物や公民館前の夜店を楽しみました。そのあと、櫓を囲んでの総踊り、そして最後は花火を見上げて歓声が上がりました。
 伝統の天神祭りと若者が中心となって企画運営し、地区の諸組織が協力して行われる地区夏まつりが上田地区の元気を支えています。
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