ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

明治館、忠魂碑への石段

2013年04月30日 06時01分38秒 | Weblog
 朝のウォーキングコースで、写真の石段を上ります。この石段は、明治館(旧加東郡公会堂)と忠魂碑のある加東市社の市街地の南端の急な崖にあります。その下(南)を下川が流れています。下川には以前、神橋とよばれる石の橋があったのですが、今は鉄製の橋に架け替えられています。ウォーキングでは、環状線から細い道に入り、橋を渡って石段を登ります。この石段を上るときの体の軽さで体調がわかります。
 さて、この石段は、昔は佐保神社への参道として、また、明治時代のはじめには、八城学校(現社小学校の前身)が今の明治館の場所にあり、通学路として多くの人々が上り下りしたようです。石段の両側にはどんぐりの木が生えており、石段にはどんぐりがたくさん落ちています。
 石段は、今から約300年前の元禄14年(1701)に造られたとの記録があります。昔は、80段の階段を登りきると、佐保神社まで真っ直ぐにのびた参道があったようです。(『佐保神社誌』)
 石段を上りきり、忠魂碑に参拝します。
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