ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

忠魂碑の台座脇に明治天皇御製

2013年04月07日 04時48分32秒 | Weblog
 加東市社の明治館(元加東郡公会堂)の広場に旧社町(今の社小学校区)の忠魂碑があります。このブログでも度々紹介をしてきましたが、その碑の台座の脇に石板が置かれています。
 苔むしており刻まれている字は読みにくくなっていますが、明治天皇の御製が刻まれています。明治天皇は約10万首もの御歌を詠まれていますが、軍人に関する御歌も多く、この石板に刻まれている御歌もその一つです。


 限りなき世に残さむと國の為たふれし人の名をぞ留むる


 忠魂碑の前に立つとき、英霊への感謝の思いをこの御製の通り御霊の名と共に胸に刻み込んでおきたいと思います。
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