ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

今年の桜-372号馬瀬の桜橋

2013年04月06日 05時04分09秒 | Weblog
 明日は春の低気圧が通過し強い雨風に襲われるという予報を聞き、せっかく見頃となった桜を今のうちに見ておかねばと、まずは国道372号の加東市馬瀬の桜橋の桜を見に行きました。

 国道372号を三草山を右に見ながらさらに走ると、馬瀬公民館があります。その向かいに架かる小さな橋を跨ぐように生えている桜の古木があり、これが桜橋の桜です。車で走っていると一瞬の間に通り過ぎてしまいます。
 毎年桜の季節になると、この桜橋の桜を紹介していますが、今年も取りあげます。
橋の桜の由来は次の通りです。

 地元の方の話によると、幕末か明治のはじめの頃、村の人が山から山桜の幼木を抜いてきて橋のたもとに植えたそうです。しばらく経った頃、村の若者が幹を途中からきってしまったのですが、そこから枝が三本に分かれて、川をまたぐように横に伸びていったそうです。やがて幹は太くなり、大人が一抱えするほどの大木になりました。今は国道がついて根元はコンクリートで固められ、窮屈な場所になっています。そして、枝も一本だけが残っています。

 まだ満開というには物足りない感じですが、今年も楽しませてくれました。桜橋の向こうに見えるのが馬瀬公民館。この桜も見事です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする