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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

原発汚染水 配管を外し 作業員6名被ばく!!

2013-10-10 07:23:34 | 原発関連
原発汚染水 配管誤って外し体に浴びる 作業員6人被曝(産経新聞) - goo ニュース
昨日9日福島第1原発で又汚染水漏れが有ったと報道されました。
汚染水又漏れかよ! と思いましたが今回はタンクの漏れでは無く汚染水から塩分を除く淡水化装置からの漏れの様です。
漏れた汚染水で作業員11名の内6名が被ばくしたそうです。

作業員には重篤な被害は発生しないようです。
さて何でこんな事が起きたかですが下請けの作業員が「汚染水の流れている配管を外してしまった」そうです。
何の装置であれ「液体の流れている配管を外せばそこから液体漏れは起きるよな!」

下請けだから事故が起きたのか元請けなら起きなかったのか、そもそも工事管理がいい加減であったのかわかりません。
しかし明らかの人災です。
福島第1原発の「冷温停止に関する安全管理はアンダーコントロール」と言えません。
モグラたたきという言葉が有ります。一件起きる毎に個別に対応する状態を指す言葉ですが天下の東電と政府の規制庁取り組みは甘いですよね!

ふんどしを締め直して取り組んで下さい。

写真:現場の配管

産経新聞:
 東京電力は9日、福島第1原発で、原子炉冷却後の水から塩分を取り除く淡水化装置から高濃度の汚染水が漏れ、作業員11人のうち6人が汚染水を浴びたと発表した。被曝(ひばく)線量はいずれも作業の計画線量の範囲内で、すでに身体除染も行った。協力企業の作業員が誤って水が流れている配管を外したことが汚染水が漏れた原因という。

 東電によると、漏洩(ろうえい)量は推定7トンで、別の装置で放射性セシウムを除去した後の水だったが、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3400万ベクレルを検出。セシウムは1690ベクレル含まれていた。

 漏れた水は装置のある建屋の床面約720平方メートルに広がっているが、建屋土台の堰(せき)内にとどまっており、東電は建物外部への流出はないとしている。

 東電などによると、9日午前9時35分ごろ、3台ある淡水化処理装置のうち1台の付近で作業をしていた下請け会社作業員が誤って配管を外し汚染水が漏洩。配管をつなぎ直すなどして10時50分ごろに汚染水の漏洩が止まったという。

 水を浴びた6人は防護服の上から防水ジャケットを着用。全面マスクを着用していたため、汚染水が顔にかかることはなかった。

 同原発では、人為ミスで汚染水漏洩や機器の停止が相次いでいる。東電の広瀬直己社長は訪問先の福島県いわき市で、「ヒューマンエラーがどうしてこんなに続くのか(原因を)洗わないといけない」と述べた。
(引用終わり)


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