王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

尖閣 接続水域の潜水艦は 中国海軍 !!

2018-01-13 19:46:15 | 政治
尖閣接続水域に潜水艦=中国軍艦も進入―防衛省

10日午後尖閣諸島の接続海域に中国のフリゲート艦と潜水艦がそれぞれ1隻侵入したと報じられました。
フリゲート艦は見えますから国籍の確認はできますが潜水艦のそれはちと難しいですね。

その後潜水艦とフリゲート艦は11日午前大勝島の接続水域にあらわれ午後2時頃には接続水域を出たとの事。
何と潜水艦はその後公海上で浮上し中国国旗を掲揚したそうです。

確かに五星紅旗を上げています。
中国海軍の潜水艦運用の規則は知りませんが「潜水艦は潜航してその所在を明らかにしない事が使命の第一」と思うのです!!
それが接続水域に接近するまで浮上していて接続海域では潜航しそこを離脱後また浮上して国旗まで掲げればその存在は(日本に)バレバレですよね??

そうだとすると中国は尖閣付近にはフレーゲート艦はもちろん潜水艦だって持ち込めるのだぞ!と武力を見せたという政治ショーかもしれません。

でも海自のおおなみとP3Cに監視され「音紋(潜水艦の出す固有のプロペラや船体から出る音」をしっかりと捕捉され次回はこの艦が来ればすぐ分かる筈です。
次回は小型で良く届く水中マイクか水中マーカーで「接続水域であるから入るな」と警告を流すように政治的な意味でやる必要があります。「近寄っても何も言わないでないか」と筋違いの反論をされないためにね。
でも孫子の兵法によれば「有るを無いとする」微なる極致でいれば新聞報道程度が良いかも知れません。
海自の2-300トン級の小型船舶に対潜装備をして尖閣周辺をパトロールする用意が必要ですね。
マグロカツオ船をチャーターしても改造も良いかもしれません。平時の備えが大切なんですよね。

追記:その後15日防衛省は潜水艦が商級攻撃型原子力潜水艦と発表しました。
原子力潜水艦をこのような形で使う中国の考えは改めて理解できません。トラの子の原潜の音紋をしっかりと日本に取られ以後はこの間が近づけば即正体がバレバレです。
写真を元級から商級に差し替えます。

写真:商級攻撃型原子力潜水艦(ネットより)

時事通信:
防衛省は11日、沖縄県尖閣諸島の大正島周辺の接続水域内に、それぞれ1隻の潜水艦と中国海軍フリゲート艦が入ったと発表した。潜水艦は中国籍とみられる。尖閣接続水域で潜行した外国潜水艦が確認、公表されるのは初めて。領海への侵入や海上警備行動の発令はなかった。

 潜水艦の国籍について防衛省は、判明したかどうかも含め明らかにしていない。フリゲート艦側に対しては海上自衛隊の護衛艦が、接続水域である旨を無線で呼び掛けたという。

 防衛省によると、護衛艦「おおなみ」と哨戒機P3Cが10日午後、宮古島の東北東側の接続水域内を北西方向へ潜行する潜水艦を確認した。潜水艦は11日午前にいったん接続水域を出たが、尖閣諸島の大正島北東で再び同水域に入った。

 同じ大正島北東の接続水域では同日午前11時ごろ、中国海軍のジャンカイII級フリゲート艦が潜水艦の移動ルートと並び航行するのが確認された。2隻は同日午後、ほぼ同時に接続水域を出た。 
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