王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

アウン・サン・スー・チーさん 解放される

2010-11-14 07:31:22 | 海外
スー・チーさんを解放=7年半ぶり自由に―民主化運動困難も・ミャンマー(時事通信) - goo ニュース

昨日13日夕刻時間つぶしに見ていたTVが♪ピロンリロン と鳴って白いテロップが流れました。
地震かな?と思ったら「スー・チーさん解放」の速報でした。

過日誰でしたか「この自宅軟禁」なる条件を7っ程挙げていましたが覚えている分だけでも:
その1:敷地外に散歩も買い物も出られない。
その2:来客を認めない。
その3;電話は掛けられない。
その4:TVや新聞雑誌も見られない。一部検閲済みの物が可能
その他とか語っていました。
まあ江戸時代の「座敷牢」に閉じ込め見たいな扱いですな!

たまに国連や外国大使の訪問が認められる様ですが「時の政権の動き」にはとても疎くなってしまうのではないかと思いました。

7年半もこの状態なのに「ミャンマーの民主化運動」に情熱を失わない心に感動します。
あの時スー・チー氏の率いる政党が総選挙で勝利したのに軍事政権が政権移譲せずリーダーである彼女を軟禁してしまったのでしたよね。

つい先日軍事政権丸抱えの総選挙が行われ多分軍事政権支援の政党が政権与党になる見通しとか。
スー・チー氏の解放はその自信の表れでしょうか?
それとも国際世論の高まりに対する融和のポーズなのでしょうか?
丸っきり判りません。
日本はミャンマーに(頭にはビルマと浮かぶのです。済みません)最大の政府援助をしているそうですが何に幾ら支援しているのでしょう?
その辺りも見えません?
解放後またまた政治活動を理由に軟禁されてしまうのでないかと心配です。
ミャンマーが多党制の選挙を認める様になるまで元気に頑張って欲しいと思います。


時事通信:
バンコク時事】ミャンマー軍事政権は13日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(65)を解放した。国家防御法違反罪の自宅軟禁は同日までとされており、2003年5月に身柄拘束されて以来、7年半ぶりに自由の身となった。ただ、スー・チーさんと最大野党国民民主連盟(NLD)が不在のまま総選挙が行われ、軍政側が圧勝する見通しになっており、解放後も民主化には困難が予想される。

 AFP通信によると、軍政当局者は解放には何ら条件は付けられていないと述べた。

 スー・チーさんは同日午後5時半(日本時間同8時)すぎ、自宅から姿を見せた。駆け付けた支持者らに「皆さんにお会いできてうれしい。あす、NLD本部で会いましょう」と語りかけた。その後自宅に戻り、NLD幹部と打ち合わせを行った。

 これに先立つ同5時ごろ、軍政当局者が家の中に入るのが確認された。解放命令書が読み上げられたとみられる。自宅前道路の鉄条網も撤去された。

 スー・チーさん宅前には早朝からメディア関係者らが待機。夕方には支持者らも集まり、約400人になった。一部の支持者らは大声でスー・チーさん解放を要求した。NLD本部でも約400人の支持者らがスー・チーさん解放を待った。 
(引用終わり)
コメント
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