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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

OPEC 追加減産を12月総会まで見送り

2008-12-01 09:05:34 | 海外
OPEC、追加減産の決定を12月総会まで見送り(トムソンロイター) - goo ニュース

投機資金が流れ込んで何処まで上がるか原油価格でしたが7月の140ドル台/バーレルを最高値に急速に下落。
一時は50ドル台を割りましたが目下55ドル前後で推移しているようです。
OPECメンバーは
日本を初め消費国は
日本の消費者は加えて円高がありますから2重に助かるわけですよ。

爺の店の近くのガソリンスタンドではレギュラーが¥120/l 程度でよく見るとプリペイドだと¥2/l安くなる様です。
昨年の夏の値上げ前の価格を下回るようになりました。
でも食料品初め諸物価が値上がりしていますから「ガソリン価格」が安くなってもどんどん走るドライバーは限られるでしょうね。
小麦粉だって投機資金が逃げて輸入価格が下がっても不思議は無いのですが政府の買入価格はどうなっているのでしょう?
下がらぬまでの上がる事の無い様監視が必要ですね。

OPECは12月の総会で追加の減産を決めたいようですが秋に決めた生産枠を守らない加盟国さえ有るようですからどうなりますかね。
OPECが総会と言えば「値上げ」と頭が反応した嫌な時代とは様変わりです。
この冬は昨年並みの灯油価格で過ごせると良いのですが。


トムソンロイター:
 [カイロ 29日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)は29日、エジプトのカイロで緊急会合を開き、新たな減産を見送ることで合意した。

 サウジアラビアをはじめとする湾岸産油国は、12月17日にアルジェリアで開かれる次回総会まで、過去2カ月に決定した日量200万バレルの減産水準を維持することを主張した。

 12月の会合でどの程度の追加減産が必要になるかについては、サウジを中心とする湾岸各国など大半が日量100万―150万バレルとの考えを示した。ただ参加者によれば、サウジは、追加減産を決定する前に全ての加盟国が既存の減産水準を順守していることを確認する必要があるとの見解を示した。

 クウェートのオレイム石油相は「順守はされていると思うが、現在の市場環境では100%の順守が求められている」と言明。

 カタールのアティーヤ・エネルギー・産業相は「われわれは過剰生産を非常に懸念している」と述べた。

 原油相場は1バレル=55ドルと、7月に付けた過去最高値から約90ドル下落しており、落ち込みに歯止めを掛けるのがOPECの最優先事項となっている。サウジは数年ぶりに「適正価格」について言及、75ドルとした。(引用終り)
コメント
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