王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

サマワの自衛隊 撤退に目処

2005-11-16 08:24:58 | 海外
サマワは撤退の第一候補 英軍現地司令官 (共同通信) - goo ニュース
どうやらサマワの自衛隊が来春を目処に撤退できるかもしれない なんと言っても自分で自分を守れない奇妙な軍隊だから最寄の英軍か豪軍が撤退したらそれについて引き上げないと悲惨な事になってしまう 軍事評論家でないから良く分からないが2003年3月イラクのフセインが大量破壊兵器(核・生物・化学)を隠し持っていてその有無を48時間以内に返事をしなかったとの事で米英軍がなだれ込んだ

圧倒的な航空戦力でフセインの精鋭戦車部隊を無力化し4月にはバクダードのフセイン像を引き倒した 5月1日にはブッシュによる勝利宣言 めでたくお開きかと思ったらばそれ以降の秩序が回復しない 最近ではあの時点でイラクを制圧するには48万人の米英軍が必要なはずであったのを14万人で進撃した ために民族、宗派、テロリスト、文化などを対立軸としてバクダード以北の制圧が進まなくなった 比較的安定した英軍を南部より北部に転用 日本も軍靴で敵地を踏めとブッシュに迫られ2004年1月から陸上自衛隊600人が派遣され間もなく2年になる

ここまで戦死者なしで来たのであるから創意と工夫で全員無事に帰ってきて欲しい
兼好法師の高名の木登りに学び地上あと二尺を見事に降りきって欲しい

大量破壊兵器は何処にあるやら ブッシュは平気な顔 国は戦費を使ったが石油はWTIが60ドル/バーレルを超え石油資本は笑いが止まらない

日本は残念ながら石油が出ないので蚊帳の外だがこの際は金で済めば安いものだとうそぶき戦死者なしで返ってきて欲しい 繰り返す勝っていても撤退は難しいと聞く 格好付けずさっさと無事に帰ってきて欲しい
コメント
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