王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

好決算 2005年 9月期

2005-11-18 20:21:35 | 政治と経済
企業の利益最高に 内需・円安追い風 東証1部9月中間 (朝日新聞) - goo ニュース
今日は経済関連で二つの良いニュースを目にした 一つが表題の9月期決算が好調で過去最高を記録する企業が出ていると又二つ目は以下のように東証の日経平均株価が1万4600円台をほぼ5年ぶりに回復したと 以下は神戸新聞webnewsより引用
5年ぶり1万4600円 小泉政権発足後の最高値

18日の東京株式市場は、好調な企業業績を背景に投資家の間で景気回復への期待感が一段と強まり、ほぼ全面高の展開となり、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。小泉政権発足後の高値を更新し、終値でも2000年12月以来、約5年ぶりに1万4600円を上回った。

 終値は前日比211円33銭高の1万4623円12銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も21・32ポイント高の1531・65と続伸。出来高は約24億600万株だった。東証1部の時価総額は約481兆円に達し、情報技術(IT)関連の銘柄を中心に株価が上昇した2000年のITバブル期の水準を上回る状況が続いている 引用終わり

二つはコインの裏表の関係だから表題は株価回復でも良かった 2003年春イラク戦争開始以来石油不需要期に入ってもじりじりと上がり続ける原油価格はこの夏にはWTIで60ドル/バーレルを超え史上最高値を示した ワイドショウでは納豆の容器クリーニング屋の溶剤の値上がりまで報じた 1973年の石油ショックに比べたら日本人もしたたかになったものだ 今年に入り原油高を癒すように為替レートが円安にふれ痛みを緩和している 


爺は思う 小泉総理は面白い人だ 靖国参拝にあれだけ拘るのに株価対策は一顧だにしなかった 小渕前総理より政権を引き継いだ時は当然大蔵省の担当官は株価対策(PKO)を進言したはずだ 彼の経済顧問が優秀であったのか総理個人が無知であったか無策の策を取った 2003年4月には7600円割れに近づいた時も“株価に一喜一憂しない”と答えていた 今日の株価は総理就任時2001年4月の1万4000円台を回復したのであるから金融機関への税金投入も正解であったと認めよう  
企業業績も株価も回復したとはいえ傷口に薄皮が張った程度 無理は禁物です もうしばらく安全運転に徹してください  
写真は近くの川で遊ぶ鴨
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする