One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

自由へのAIスーツケース。!!

2023-04-20 10:43:51 | 技術革新

浅川智恵子さん(65歳)は、未来の生活をより良くする次世代の乗り物や高齢者・障がい者の移動を手助けする「AIスーツケース」と呼ばれる視覚障がい者のためのナビゲーションロボットの研究開発に従事し、視覚障がい者が自由に楽しみながら街歩きできる技術の実現を目指しておられます。

浅川さんは、小学校の11歳のころは水泳が大好きで、プールでの怪我がもとで視神経を痛め14歳で完全に見えなくなり、失明した当時二つの大きな困難に直面し、一つは文字が読めなくなったため新聞も教科書も雑誌もあらゆる書籍が読めなくなり情報源がシャットアウトされ、もう一つは、一人で外出ができなくなったことです。そんな自分にとって将来自立できるのかが大きな不安だったそうです。

浅川さんが経験した、この二つの困難情報と移動は社会参加への困難でもあり、インターネットの普及で情報へのアクセスは飛躍的に向上し、変わらなかったのは移動手段だったのです。 視覚障害者にとって、今までは白杖や盲導犬に頼らなければ自由に外出できなかった不自由な生活から、行き交う歩行者や障害物にぶつからないように段差や階段にも気をつけながら道を間違えないように注意して歩く必要があり、そんな情報をAIによって得ることができるようになれば、視覚障害者の生活は大きく変わり、視覚障害者もスーツケースと一緒であれば目立たないで街に溶け込んで歩くことができるのではと、そんなロボットを現実のものにしたかったのがAIスーツケースだったのです。

【AIスーツケース】視覚障害者のため“道案内” 生みの親が語る“白杖との違い”

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