また、「タイパ」という大人を悩ます略語が出現し、今世間を騒がしているドラマ「silent」が、なぜZ世代の心を鷲づかみするのかを読み解くキーワードが「タイパ」と「聖地巡礼」ような気がした。
タイパとは、タイムパフォーマンスの略で、時間をかけて観たドラマが、つまらなかったときなどに「タイパが悪い(低い)」と言ったり、かけた時間の割に想像以上の成果や満足度が得られた場合は、「タイパが良い(高い)!」と表したりします。
聖地巡礼は、『silent』の撮影ロケ地を巡り、写真や動画を撮る聖地巡礼も流行っており、『silent』は、第一話で紬が想を見かける「世田谷代田駅」、毎回紬と想が心を通わす「ANEA CAFE」、紬のバイト先である「タワーレコード渋谷店」など、ドラマの中で登場人物がいる場所がわかるように映されているシーンが多く、聖地巡礼したい欲を掻き立ててくれるというのも大ヒットの要因と言える。
最近のドラマは、タイムパフォーマンス重視のZ世代のニーズに応え、リアルタイムだけでなく切り抜きや見逃し配信でドラマを視聴するスキマ時間をより効率的に使いたいという心理が働いているようです。主に1990年中盤以降に生まれたZ世代が「タイパ」を重視する傾向にあると言われていて、Z世代はスマホ世代、SNS世代ともいわれ、情報の受発信に多くの時間を費やします。
今夜もフジTVドラマ「silent」の8話が午後10時より15分拡大版で放送され、Z世代のTwitter が多いに騒がしくなることでしょう。
◎ silentみたら感動して涙が止まらなかった。
◎ Sakura Sou & Aoba Tsumugi - Subtitle [ silent mv ]
追記:また、2日、フジTV午前4時40分からサッカーW杯の日本vsスペイン戦の試合があり、徹夜なんて無理だから録画をセットしちゃいました。