杭州(中国浙江省)でのアジアパラ大会は第4日の25日、車いすテニスで混合上下肢障害ダブルスの石戸大輔選手、菅野浩二選手 組と女子ダブルスの上地結衣選手、田中愛美選手 組が金メダルを獲得しました。
車いすテニス男子シングルスで17歳の小田凱人選手(東海理化)が危なげなく4強入り。初対戦の中国選手の強打をものともせず、一度もブレイクを許さない6-1,6-1のストレートで完勝し、世界ランキング1位の実力を示すと共に、試合後のインタビューでは「ここで勝つことだけが目標ではない。金メダルを取りに来ている。自信もあるし、自分の立場では取りたいではなく、取らないとダメ。そこはちゃんとクリアしたい」とプロテニスプレーヤーとしての自覚が芽生え強い思いを語った。
本日の26日は、準決勝が行われ日本選手同士の対戦となり、小田凱人vs三木拓也のゲームは6-4,6-2で小田選手がストレートで三木選手を破り、決勝へ進出しました。また、もう一つの準決勝は眞田卓選手と中国選手が対戦し、眞田卓選手が6-4,6-2のストレートで中国選手を下し決勝へ進んだ。
27日の決勝は、ジャパンOPテニスのFinal と同じで、小田選手vs眞田選手が再び対戦します。
小田凱人選手が眞田卓選手を6-3,7-5のストレートで破り見事に優勝し、パリパラリンピックの出場権を獲得しました。