脳と体の健康チェックで、国立長寿医療研究センターは「認知症予防運動プログラム」を
行えば、軽度認知障害(MCI)は予防できることが分かって来たようです。
これからも高齢化に伴い認知症が増えると考えられていることから、軽度の認知障害の
内に発見すれば認知症への進行を食い止め、記憶力も良くなり予防もできる可能性が
明らかになって来たのです。
大切なのは、家族や自分がMCIかどうかを逸早く見極めることが重要で、そのポイントと
なるのが歩き方で、認知機能に現れる前に歩行動作に軽度認知障害のサインが現れる
という。(※歩く速さや股関節の動きなども目安になるようですよ。)
その他に認知症と気付く簡単なチェック方法として、
1.慣れている作業ができなくなる。
2.自分で好んでやっていた事が面倒になる。
3.よく物忘れをする。
4.新しい場所が覚えられない。
以上の項目の中で気になる方は、認知症予防運動プログラムをゲーム感覚で
是非、挑戦してみて下さい。
要は、簡単に言えば運動+脳トレで軽度の認知障害の場合は予防になるが、
ただの物忘れと認知症の決定的な違いは、認知症は日常生活に支障をきたす
ところです。
例えば昨晩食べた物を思い出せないことは誰もがあることですが、認知症の
人は「食べた」というそのものを忘れてしまいます。
重度認知症(日常の生活に支障が出て来る)の場合は医師に
相談されるべきです。