夏休みとあって、宝ケ池も学生さんがボチボチ増えて来ているようです。
昨日も女子高生が朝早くから壁打ちの練習に来ていたのですが、テニスは始めたばかりのようで、ラリーが続かずボール拾いに苦労していたので、ちょっとアドバイスしただけなのに、私の練習が終わりいつもの常連さんたちに「お先に失礼します。」と言って帰り際に、大きな声でその女子高生が「ありがとうございました。」と丁寧に挨拶をしてくれたのです。
周りの常連さんたちも、何か不思議そうな顔をしてそれを見ていた。
今でも礼儀正しい、そう言う子が居るんだぁーと感心させられるのと同時に、そんなに大した事していないのにっという思いが入り混じり、恥ずかしいのと、ちょっぴり嬉しいのと複雑な思いでした。
だけど、ストレートに気持ちを表現できるって、いいですよね。
大人になると変に見栄があったり、変に考え過ぎたり、素直になれないところがあって、だから余計にこの学生さんの何でもない素直な挨拶が新鮮で清々しい気持ちになれたのかもしれません。