社会現象とも呼ばれた『silent』の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久さんが再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく、新しいスタイルのドラマ「いちばんすきな花」を10月12日第1話~12月21日最終話まで放送され、それをエンタメウォッチャーの imanani (イマナニ)さんが実に細かな部分まで解説してくれてるYOUTUBERさんです。
imanani さんは、60歳とは思えない鋭い感性で脚本の生方美久さんの世代の違う4人の男女間が紡ぎ出す新しいカタチのクアトロ主演(=4人の俳優・女優が同等の主演としてドラマに出演することを指す。)を取り入れるなど、ちょっと複雑すぎて分かり難い場面でも imanani さんは細かく解説されています。また、imanani さんへの動画での解説に対してSNSや”X”での誹謗中傷などの嫌がらせに落ち込まれた事もあるそうです。
人それぞれ、いろんな価値観や考え方があり、既成概念に捉われることなく、自分らしく楽しく、そして相手を思いやる心は忘れずにしたいモノです。嫌いの価値観が同じで、好きな共通点の多さより嫌いな共通点の多さが、その人と長く居られるポイントのような気がする。かと言って現実は自分の我を通すことばかりでは上手く行かず、時には相手に合わせることも必要だよね。
私の本音を言わせて貰えば、生方さんが言わんとする事が、ちょっと凝り過ぎちゃって自分の策に溺れ、主張が分かり辛く中途半端なカタチで終わりスッキリしないのが残念です。唯一救いなのが藤井風さんが歌う「花」の歌詞こそ、私には”花”それぞれが持つメッセージ性がストレートに伝わって来る。物事を複雑に考え過ぎるよりも、何事もシンプルこそ素直に受け入れられる心理 かもしれませんよ。厳しい現実社会だからこそ、視聴者のみなさんは”ハッピーエンド”を望んでいるんだろうと思います。
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視聴者の感想としては「シンプルに、まったく面白くなかった」「何が言いたいかさっぱりわからないドラマ」「silentの脚本家とプロデューサーだからと期待しすぎた」「始まる前は共感性を得られるドラマだと期待してたけど、最後まで誰にも共感できないドラマだった」など、酷評ばかりが目立ち、12月21日の最終話の視聴率も5.3%という低視聴率だったそうです。