物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ミヤマウグイスカグラ

2016-03-21 06:00:00 | その他
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)
<学名:Lonicera gracilipes var. glandulosa >
スイカズラ科 スイカズラ属 落葉低木

 







本州から四国・九州のおもに日本海側に分布しているといわれる
日本固有の落葉性低木です。
日本海側に多いとされるが、群馬県でも沢山見られます。
山地や丘陵に生え、高さは2メートルほどになります。

いくつか咲き始めていました。

撮影日 2016.03.20: 群馬県

枝葉、花柄や果実など、やや粘りけのある腺毛に被われるのが特徴です。

写真でも腺毛が良く分りますね


葉は対生し、倒卵形から楕円形で対生、葉の中央部が最も幅広い。

4月から5月ごろ、葉腋に長い花柄を出して、淡紅色の花を
下向きに咲かせます。



果実は6月から7月ごろに赤く熟し、甘くて食べられます。   
 チョウチングミなんて呼ばれたりしています。


ヤマウグイスカグラは全体に毛が多いタイプで、
変種のウグイスカグラは無毛、
ミヤマウグイスカグラは腺毛が多い点で区別されるが
時として中間型もあり、区別が困難なことがある。


名前の由来は
 "早春に鶯(うぐいす)が鳴きながら舞う姿を、神楽(かぐら)の姿に
見立てた"ものといわれている。