物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

クサノオウ  <Chelidonium majus L. var. asiaticum Hara>

2009-05-28 23:33:10 | ケシ科
瘡(くさ・丹毒(たんどく)のこと)を治す薬草であるということから{瘡の王}という。
又は 草の黄として傷つけると黄色い汁が出るからとも言います。


高さ50cmぐらいで全体に白い毛が生えています。

草の王は今の時期に黄色い4弁花をつけるケシ科の越年草です。


1本の雌しべの周りにたくさんの雄しべが見えます。

一昨年こんな花を見つけました。


時々このように花弁に切れ込みのある花が見つかるようです。

花弁の切れ込みがある他はクサノオウと代わり有りません。



先日鬼石のポピーの花畑に行ってきた姉が写真を持ってきました。



他のものは切れ込みが無いのにこの株だけ花びらに切れ込みがあったそうです。


いったいどうしてこのような花ができるのでしょうか。
生態的な変異のような気がしますがいかがなものでしょうか。



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (mat*har**ai)
2009-05-29 09:39:00
見たことがあるクサノオウです。
役に立つ薬草なのですね。

帰化植物も増え、生態系が壊れているのかしら?
返信する
No title (naka)
2009-05-29 19:39:00
切れ込みがあると、豪華な気がします。
それに雄しべが長くなってますね。
よく見つけました。
返信する
No title (sakaki49)
2009-05-29 20:25:00
湿原に行って来ました、そこで、ニョイスミレに似た
スミレを見かけました、立ち上がってまして、すこし花は
小さいみたいでした,教えてくださいませ!!
返信する
No title (一秋(野草))
2009-05-31 13:01:00
matahariさん 毒と薬は紙一重です。
素人が使えるものではありません。
返信する
No title (一秋(野草))
2009-05-31 13:03:00
nakaさん 花びらに切れ込みが有るだけで感じがだいぶ違って見えますね。
返信する
No title (一秋(野草))
2009-05-31 13:09:00
花さん ニョイスミレに似たスミレだけでは難しいですね。
画像でも有れば判るかもしれないですが・・・
返信する

コメントを投稿