ミヤマモジズリ

ミヤマモジズリ(深山捩摺)

＜学名:Neottianthe cucullata (L.) Schltr.＞
ラン科　ミヤマモジズリ属

北海道～本州中部、四国の深山～亜高山帯（ブナ帯からシラビソ帯）の林内や林縁などに生える多年草で、高さは１０～２０cm。

撮影日　2015.08.12: 長野県

長楕円形の大きな葉が根元に２枚接してつき、茎には線形の小さな葉が
密についています。

道端でしたが花数も多く立派な大株を見ることが出来ました。

花期は８～９月。花茎の高さは１０～ ２０ｃｍほど。
花は紅紫色で、５～２０個がねじれた穂状花序につき、
(モジズリほどきれいな螺旋状になりません。バラバラついている感じです。)
長さ６～８ミリ、
唇弁は３裂、紫色の斑点があって先は尖っています。

モジズリ(ネジバナ)はあちこちで見られますが、ミヤマモジズリには
なかなかお目にかかれません。

一秋の地元群馬県のミヤマモジズリ　⇒　◎

時に白花も見られます。

これはちょっと色が付いていましたがほぼ白花といっていいと思います。