物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

キハギ

2015-08-16 21:00:00 | 
キハギ


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以上
撮影日 2015.07.26: 群馬県




キハギ(木萩)<学名:Lespedeza buergeri Miq.>
マメ科 ハギ属 落葉低木




東北地方から北陸地方にかけての日本海側を除く本州、四国、九州の
丘陵帯から山地帯下部に分布。
樹高1~3m。半日陰の林の中や、尾根筋(すじ)の岩の上などに普通に
みられる。



葉は3出複葉で互生。小葉は長さ2~4㎝の長卵形~長楕円形、先は尖り、
柄があり、やや白味を帯びる。葉表は無毛、葉裏には絹毛がある。
葉縁は全縁、波打つ



花期は6月~9月、花は長さ2~7㎝の総状花序につき、淡黄白色の蝶形花で
長さ7~8mm。旗弁の中央部と翼弁が紫紅色を帯びている。



色のコントラストがハッキリしていて綺麗な萩です。

果実は長さ約1.5㎝、毛が散生し、先は尖り、1種子が入る。



種子は長さ(乾いた状態)3.5~4㎜の扁平な惰円形。



オタカラコウ

2015-08-16 06:00:00 | キク科
オタカラコウ(雄宝香)
<学名:Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.>
キク科 メタカラコウ属 多年草





本州(福島県以西)四国九州の山地から亜高山帯にかけての湿った草地、
湿原に自生する。

沢沿いに群生していました。

撮影日 2015.08.12: 長野県

根出葉はフキに似て長い葉柄があり、心円形で径40~60 cm、
葉の縁は鋸歯状。茎につく葉の葉柄は茎を抱く。
あ!花しか撮って来なかった。葉は・・・過去記事でご覧ください。

花期は7~9月、高さは1~2 m程度になる茎の上部に黄色い頭花を総状につけ
下から上へ開花していく。




1つの頭花には黄色い舌状花が5~9個あり、中には黄色い筒状花が10個以上
固まってつく。





「宝香」というのは、防虫剤や香料にする竜脳香のことである。
根や茎の香りが竜脳香に似ていることと、
近縁種のメタカラコウに比べて大形であることなどが名の由来となっている。
全体がメタカラコウに似ているが、メタカラコウの頭花は舌状花が3個程度
なのにに対し、オタカラコウは8個程度で、また全体的に大ぶり。
メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖らない。


あるHPには
<< 塩を入れた熱湯で良く茹でてから、3~4時間流水でさらしてから、
辛子ドレッシング、マヨネーズなどをつけて食べる
た >>
と出ていました。
味は? 良く茹でてから、3~4時間流水でさらして ということはちょっとあくが
強そうな感じですね。