物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

エゾカワラナデシコ   〔 ナデシコ科 〕

2015-08-06 08:21:27 | ナデシコ科
エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)
 <学名:Dianthus superbus L. var. superbus>
ナデシコ科 ナデシコ属 


 

北海道、本州中部以北に分布する。
日当たりの良い草原や河原に生育する高さ30~50cmほどの多年草

長野との県境当たりでたくさん見かけたので載せておきます。
撮影日  2015.7.26  :長野県



葉は対生、線形~線状披針形で長さ4~7cm、先端は鋭く尖り、
基部は茎を抱きこみ(抱茎)、無毛で、粉白色、節が膨らむ。
 


花期は6~9月茎の頂端に付き、直径4~5cm、がく片は3~4cm、
 


先が尾状になる苞が 2 対ある。



花弁は5枚で、先が糸状に細裂している。雄蕊は10本、雌蕊は花柱2本。





学名上はカワラナデシコ (D. superbus var. longicalycinus) の基本変種で
良く似ているが、苞の数で区別できる。

苞   カワラナデシコ      3対
     エゾカワラナデシコ    2対


コメント (5)
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カワラナデシコ   〔 ナデシコ科 〕

2015-08-06 08:10:24 | ナデシコ科
カワラナデシコ(河原撫子)
 <学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N.Williams>
ナデシコ科 ナデシコ属 
 

 

本州以西四国、九州に広く分布する。
日当たりの良い草原や河原に生育する高さ30~50cmほどの多年草
秋の七草の1つ
一秋の地元の山でも見られます。
撮影日  2012.8.13  :群馬県

葉は対生、線形~線状披針形で長さ4~7cm、先端は鋭く尖り、
基部は茎を抱きこみ、無毛で粉白色、節が膨らむ。

 

花期は6~9月茎の頂端に付き、直径4~5cm、がく片は3~4cm、
先が尾状になる苞が 3 対ある。
 
 

 
花弁は5枚で、先が糸状に細裂している。雄蕊は10本、雌蕊は花柱2本。
色は、淡紅色が一般的だが白色も多い。


本種カワラナデシコ (D. superbus var. longicalycinus) の基本変種は、
エゾカワラナデシコ(D. superbus var. superbus、蝦夷河原撫子)であり、
北海道及び本州の中部地方以北に分布する。
相違点は、がく片の長さが2~3cmとやや短く、苞が2対である。


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