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死刑のソネット

死刑のソネット

日本は死刑制度を維持しているので、
それを肯定・否定する議論が時折なされる。
思うにそれらの議論が孕む最大の欠陥は、
死刑を廃止した国々が
過去どのように人を拷問・処刑してきたか、
ということに関する無知である。
いわゆる「人権先進国」の
歴史に関する無知である。

これらの国々の権威者たちが、
どのような理由で人を拷問・処刑してきたか、
どのようにそれを楽しんできたか、
多くの日本人は知らない。
知ろうとしない。
知ることができることを知らない。

https://en.wikipedia.org/wiki/Torture
https://en.wikipedia.org/wiki/Torture_museum
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Torture_instruments
https://www.google.com/search?q=torture&tbm=isch
https://www.google.com/search?q=Torture+museum&tbm=isch
https://www.google.com/search?q=torture+museum&tbm=vid

人権に関する議論とは、
人権蹂躙の歴史に対する反省に他ならない。
日本人が「先進国」の議論に乗らない、
あるいは乗れないのは、
これらの国ほど過去に人権を蹂躙してきていないから、
あるいは、人権の蹂躙の理由やしかたが違ったから、
あるいは、人権を蹂躙してきたという意識がないから、
あるいは、薄いから、であろう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本における死刑
https://www.youtube.com/watch?v=8WDZyLozYto

今の国際社会で英語を読めないことは恐ろしい。
読まないでいい・読めなくてもいい、という
英語教育を国が推進することは、もっと恐ろしい。
歴史・文学・その他、過去の文献を扱う
専門研究が評価・奨励されないことも。
原因を考えず結果だけ論じても無意味である。

(8+6) x2

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盗用・商用・悪用以外でしたらご自由に。


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