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Culture Club, "Karma Chameleon"

カルチャー・クラブ
「カーマ・カメレオン」

端から端まで愛のない目をしてる
嘘でもいい、何か言いたいことある?

「ぼくは気分屋
ぼくにはできない
矛盾を隠すとか」
ほんと、言うことがいつも違う

カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カメレオン
いつも違う、いつも違う
恋はかんたん、君がぼくの夢の色だったら
赤で金色で緑、赤で金色で緑

前はいつもいじわるなわけじゃなかった
やさしくしてくれて、こう言ってた

「ぼくは恋中毒
ふたりでいれば大丈夫」
でも、別れたらもう終わり
だまされる、いつもだまされる

カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カメレオン
いつも違う、いつも違う
恋はかんたん、君がぼくの夢の色だったら
赤で金色で緑、赤で金色で緑

いつもサバイバルみたいで大変
君は恋人、ライバルじゃない
いつもサバイバルで大変
君は恋人、けんかはしたくない

「ぼくは気分屋
ぼくにはできない
矛盾を隠すとか」
ほんと、言うことがいつも違う

カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カーマ・カメレオン
いつも違う、いつも違う
恋はかんたん、君がぼくの夢の色だったら
赤で金色で緑、赤で金色で緑

*****
Culture Club
"Karma Chameleon"


https://genius.com/Culture-club-karma-chameleon-lyrics

PV
https://www.youtube.com/watch?v=JmcA9LIIXWw

*****
伝統的なイギリス詩のリズムの組みあわせに注目。
(17世紀のベン・ジョンソンやカウリーら以来の英語版オードと
同じ書きかた。)

弱強5歩格・10音節(Iambic pentameter / Decasyllabic)
Desert loving in your eyes all the way
Didn't hear your wicked words every day

4拍子(Stress meter)
I'm a man without conviction
Red gold and green, red gold and green

14音節(Fourteener)ーーー4+3パターンの4拍子
Loving would be easy if your colors were like my dreams

*****
この詩のように軽く、口語的で、説明の足りない文章が日本人は苦手。
誰が誰に、どんな口調で話しているか、辞書や教科書は教えてくれない。
この歌詞の場合、ボーイ・ジョージがカーマ・カメレオン(=自分)に
ついて歌っているという設定がいちばんの軸。I や you を適当に聞き流さないと
逆に混乱する。

いわゆる「仮定法」も、言葉の使いかたとしては難しく考える必要がない。
if your colours were like my dream. . . .
君の色がぼくの夢みたいだったら. . . .
ーーー仮定のことを「だったら」と過去のように言うのは日本語も同じ。

これをルール化して正誤のある問題にし、そしてそれで人を
序列化・差別化しようとする教育制度は(多少なり)歪んでいる。
このような制度、世界に対する意味づけが社会をつくるために
必要ということも、もちろんわからないでもないが。

*****
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