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Jonson, ("Drink to me, only with thine eyes")

ベン・ジョンソン
「シーリアに」
(「ワインじゃなくて瞳で乾杯して」)

ワインじゃなくて瞳で乾杯して。
ぼくも瞳で乾杯するから。
杯にキスしてくれたら、
ワインなんていらない。
魂の渇きをいやせるのは
神の酒だけ。
でも、ゼウスの酒よりも
君の唇のほうがいい。

このあいだ薔薇の冠を送ったよね。
君を称えたくって、
それから、君のそばだったら
薔薇も枯れないと思って。
でも、君はその薔薇に息を吹きかけて
送り返してきたよね。
そのときからこの薔薇はますます咲いて、
そして薔薇じゃなくて君の香りがしているよ。

* * *
Ben Jonson
"Song: To Celia"
("Drink to me, only with thine eyes")

Drink to me, only with thine eyes,
And I will pledge with mine;
Or leave a kiss but in the cup,
And I'll not look for wine.
The thirst, that from the soul doth rise,
Doth ask a drink divine :
But might I of Jove's nectar sup,
I would not change for thine.

I sent thee late a rosy wreath,
Not so much honoring thee,
As giving it a hope, that there
It could not wither'd be.
But thou thereon didst only breathe,
And sent'st it back to me :
Since when it grows, and smells, I swear,
Not of itself, but thee.

http://www.luminarium.org/sevenlit/jonson/celia2.htm

* * *
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