県警本部の見学

　千葉県警察本部を見学しました。実は3回目ですがそれでも毎回新しい発見があります。広報センターの「シーボックワールド」で映像を見てからその記憶を基にモンタージュ写真を作ったのですが、相似率は50％の評価でした。

　映像によるひったくりの犯人は細長の顔だったのですが丸顔になってしまい、目、鼻、口をいくつかの写真から選んで行くのですが、短い時間でそこまで観察できなかったのです。この点数もあてずっぽうで選んだ結果です。

　交通管制システムが進化しています。従来から混雑の激しい交差点の信号操作を管制センターで行うことは聞いていました。現在は県内8300交差点の信号機の内、約2900か所が管制センターで調整できるそうです。

　救急車が患者を乗せて病院に向かう時は、その情報を道路に設置したセンサーがつかんで青だったらそのまま長くしておき、赤の場合は早く切り替えて、救急車が赤信号の交差点に入る危険度を下げているそうです。まだ設置道路は少ないのですが、日医大病院、亀田病院、成田日赤病院の周辺は整備されていると言われています。

　またディズニーシーが開業して駐車場を2万台に増やしてからの周辺の混雑はものすごいそうです。そこで閉場になる午後10時からは駐車場のセンサーで出庫台数を管理して、駐車場からの流れがスムースになるように、周辺道路の信号をコントロールしていると言います。

　それ以前は全部の車両がさばけるまで4時間かかっていたそうですが、このシステムの導入で半分の2時間で済むようになったそうです。自動運転だけではなく道路の管制システムもどんどん進化している話を聞き頼もしく感じました。