悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

オーチス社の見学

2013-07-30 21:00:07 | Weblog

1956年から2008年まで新宿コマ劇場で使用されていた
エレベーター。格子扉と木製の欄間をつかっているのが
特徴。格子扉が懐かしい。

 佐倉市民カレッジのOBに誘われて参加した勉強会は芝山町のエレベーターメーカ「オーチス」社だった。成田空港近くの芝山町にエレべ―ター工場があるとは知らなかった。1896年(明治29年)に日本銀行が初めてエレベーターを採用したがこれがオーチス製。日本最初の高層ビル「霞が関ビル」のエレべ―ターもオーチスが納入している。

 また日本初のエスカレーターは、1924年に三越呉服店(現在の三越)が導入したオーチス製と社歴は古いが、国内メーカーも多いし世界最速のスピードを誇る技術もあるので現在のシェアーがどうなのか?質問時間がなかったので確認できなかった。
(世界最速は東芝製で1分間に1010㍍、オーチスは900㍍)


六本木ヒルズの2階建てエレベーターの模型

 2階建てのエレベーターは六本木ヒルズで乗ったことがある。1階と2階からスタートし複数回数ずつ止まって乗り降りをするので、出勤時など混雑する時に威力を発揮するらしい。現在はその間隔を広げることが出来るという。(1階と3階に止まるなど)

 GeN2(ジェンツー)という商品名で、高齢者に優しいエレベーターを開発していた。エレベーター内に木の椅子や手すりを付け、開閉時間を通常の3倍にする、音声案内もゆっくりとして2回繰り返すなど、安心して乗り降りできるように考えている。

 品質管理が徹底し工場内がきれいだったので、久しぶりにものづくりの現場を見たがエレベーター工場というよりも電子機器を作っているようだった。
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