新聞「千葉日報」によると川村美術館の存続を願う署名は５万６千通も集まったそうです。佐倉市民だけではないでしょうが、市民数比で考えると34％ですからすごい数字だと思います。7日に市長が都内のDIC本社を訪ね直談判するそうです。
結果は分かりませんが休館発表後来場者が増えて、現在開催している企画展「西川勝人 静寂の響き」の入場や作品鑑賞の合間に休息できる「茶席」は予約制になったそうです。また、京成佐倉発JR佐倉経由の送迎バスは増発してくれているようで、従来の土日は１日15往復もしていましたからさらに便利になっています。
川村美術館の庭園の素晴らしさは前にも書きましたが品位を保つための気配りも素晴らしく。飲料水の自動販売機とトイレは休憩棟の中にあり、公園を散策している人からは見えないようになっています。
庭園内での食事は禁止されていると思っていたのですが、一部禁止の場所を除き弁当などの食事はできるそうです。庭園内のレストランも混雑しているので、ゆっくりと楽しみたい人は弁当を持ち込んでくださいと美術館が勧めています。
存続か閉館かの判断には時間が掛かるでしょう。どちらにしても年内に東京の友人に声をかけて一緒に観覧します。
