久しぶりに宝樹院の座禅会に参加しましたが面白い現象を感じました。初めて参加した人が6人いたのですが参加者数は40名弱でほとんど変わらないようです。まちづくり協議会が行っているげんき教室でも毎回初めての参加者が来られるのですが、それでも55名ほどの参加者数はほぼ毎回同じです。
欠席者がいるからですが、それにしてもほぼ同数というのは何か法則があるでしょうか。座禅会では一時本堂に入れないほど増えたことがあり、それを機会にベテランであった私は遠慮したことがあったので一概には言えないのかも分かりません。
その座禅会でまた齢を感じることがありました。足が痛くなるので正式の結跏趺坐は組めないので正座で座っていたのですが、正座だとしびれて立ち上がれなくなります。そこで今日は半跏趺坐を崩した胡坐で座ったのですが座り心地が安定しません。
身体が微妙に揺れるのです。座禅中は動いてはいけないので気にはなるのですが、人の目で見てわかるような揺れではないようです。歳のせいだろうと考えていたのですが、警策を持って回る和尚さんに叩いてももらうと揺れが収まりました。
座禅はまず姿勢を整え、次に呼吸を整え、そして心を整えることが必要です。その姿勢で悩んでいるのですから困ったものです。身体に力が入っていたのだろうか?分かりません。ただ1年前には片足立ちを1分30秒ほどできたのですが、今は十数秒がやっとです。残念ですが歳相応の老化が進んでいることを自覚しなければならないのでしょう。