座禅会で案内されたのですが宝樹院では昨年から焙烙灸(ほうろくきゅう)を行っています。座禅会に参加された鍼灸師の方の指導によるものですが、頭にタオルと陶器のお皿をのせ、その上からお灸をするものです。頭頂部にある百会(ひゃくえ)という万能のツボを温めることで免疫力を上げることができると言います。
江戸時代から主に日蓮宗のお寺で行われていた祈禱行事ですが、今回は座禅会の縁で臨済宗の宝樹院で行うことになったのです。今まで参加したことはありませんが感染症の流行は続いています。免疫力を高めるために受けてみることにしました。
10月20日(日曜日)の10時から14時まで開催していますが、その間随意で参加できるそうです。所要時間は約40分で手拭かタオルを持っていかなければなりません。タオルは熱くならないようにお皿と頭の間に敷くために使います。参加費は500円です。
もう一つご案内です。まちづくり協議会が今年度の歴史散策を上座地区で行い、宝樹院を訪ねます。住職から臼井城主臼井興胤によって建てられた宝樹院の話を聞いて臼井、志津の歴史を知り、境内に安置されている五百羅漢の見学もします。
また短い時間ですが座禅の体験もします。この坐禅がきっかけで毎月の座禅会に参加するようになった方もいます。坐禅をされたことのない方は一度体験されてはいかがですか。お勧めします。
宝樹院は前住職の35才の息子さんが住職になられました。若いお坊さんの話を聞いてみませんか。