悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

政治家の失言

2013-06-26 18:54:05 | Weblog
 今朝の読売新聞に田中角栄元首相が分析した「失言」についてのコラムが載っている。「言っていいこと悪いこと、言っていい人悪い人、言っていい場所悪い場所」で①内容②発言するにふさわしい人物③場所が3要素だという。

 そのすぐ近くに1段のべた記事だが「尖閣盗んだと思われても仕方ない」という見出しで鳩山元首相の香港での発言がある。菅官房長官は記者会見で「発言を聞いて絶句した。開いた口が塞がらない。我が国の首相を務めた人が日本の領土の主権を揺るがせるような発言をすることは著しく国益を損なう」と言っている。

 議員を辞めたとはいえ、元首相という肩書が生きているのだから困ったものだ。こんな情けない政治家でもまだ民主党内では勢力を持っているのだから選挙民が呆れ、都知事選で敗退させたのは当然のことだ。新聞も半分無視したような扱いだ(無視が良いのか悪いのかは別の問題)。

 同じ失言でも維新の会の橋下共同代表の従軍慰安婦問題については、私は良く言ったと思っている。ただぶら下がり取材とはいえ発言してよいことと悪いことが分かっていないし、時期もまずかった。

 高石政調会長の発言も口足らずだ。読売の記事にもあるのだが「選挙を控え発言の言葉尻を過大に取り上げ、失言だと攻撃されやすい時」だ。その辺が分かっていないように思う。私のように一市民でも内容と場所については絶えず気を使っている。

 鳩山さんは「中国から見れば日本が盗んだと思われても仕方がない」、同諸島は「係争地である」と言っている(讀賣新聞)。民主党員にこのような考えをしている者のいること、民主党の情けない実態を新聞はもっと取り上げるべきではないか。

 橋下、高石さんら期待される若い政治家にはもっと発言を大事にして、とエールを送りたい。

 

 
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