親しい友人のフェイスブックで知ったのですが、今回の台風で気象庁から千葉県に警戒レベル3が発表された時に、八千代市内を車で走行しているとスマホの位置情報によって八千代市の避難情報が届いたそうです。
市民向けのメールだけではなく緊急情報として流すことができるのは素晴らしいことです。災害時に自宅にいるとは限らないのです。津波の場合は土地に不慣れな人にはその危険度が分からないことがあるでしょう。とりあえず逃げろと言う情報を一刻も早く伝えてくれるのはありがたいことです。
警戒レベル3とは地元の自治体が高齢者等の避難を勧める目安となる情報です。高齢者等以外の人も普段の行動を見合わせたり、気象庁のキキクル(危険度分布)や河川の水位情報等を用いて避難の準備をすることです。
その避難についてですが八千代市は安全な場所にある親戚や知人宅、学校や公民館に開設する避難所を案内しているそうです。私が素晴らしいと思うのは避難所よりも親戚や友人宅を先にあげていることです。
小学校の避難所でもビニールの囲いなどで過ごしやすい場所つくりが進んでいますが、その分収容人員は減ります。小竹小学校クラスの体育館では120人前後しか入れないでしょう。もっとも小竹小学校の防災備蓄倉庫にはまだビニールの囲いシートなどは備えてありません。
行政の避難勧告がでても避難所の受け人員は限られています。避難は常日頃から親戚か知人宅、あるいは在宅避難、車中避難で決めておかなければならないのです。それにしても災害への対応が進んでいることを頼もしく思います。