悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

能の鑑賞

2024-08-25 19:18:34 | Weblog
 佐倉市制施行70周年記念と合わせて能登半島チャリティー能を鑑賞しました。最初が舞囃子「高砂」です。パンフレットによると舞囃子とは能「高砂」のシテ(主役)の舞などの見どころハイライトを、謡と囃子をバックに舞うものだそうです。謡と囃子もの晴らしさと舞の優雅さが私にも分かります。

 能の葵上(あおいのうえ)はあらすじがパンフレットで案内されていたことと、源氏物語に詳しい大学教授の解説があったのでなんとなくわかったような気になるのですが、源氏物語に疎いので理解は難しいのです。

 それでも能は今から650年ほど前に観阿弥、世阿弥が大成した芸能で時の権力者も好み。現在も当時と全く変わらない形式で演じられているという紹介があります。本日の演目の謡は信長、秀吉、家康がたしなんだものと全く同じだということに感慨深いものを感じます。

 それにしても佐倉ハーモニーホール(旧佐倉市民音楽ホール)は満席です。たまたま隣席になった友人のAさんは能の鑑賞も何回目かだそうで今日は良かったと言っていました。謡の意味を理解出来たらもっと面白くなるだろうと思います。

パンフレットには「脳は感じるだけでもいい」と書いてあります。ちょっとリッチな気分になりましたが、古典芸術についてもう少し関心を深めたいと思いました。 
コメント
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