「きよくある」 「キリストがわたしのうちに生きておられるのである。」(ガラテヤ2:20)
「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。その意味は、「人は周りの環境によって、よくもなれば悪くもなるということ」であります。人は何により多く触れているか、何をより多く見て聞いているかで、それに影響されていくのであります。子供が親によく似てくるには、子供が毎日、親の話し方や言葉、しぐさを見ていることが一つの要因でしょう。
私たちは誰に似てきているのでしょうか。主イエスを毎日見ているでしょうか。主イエスの言葉を聞いているでしょうか。そうするならば、主イエスに似てくるはずであります。いいえ、似るだけではありません。もっと深く、主イエスが主権をとって下さっているなら、主イエスが内にいてくださり、主のものとされきよくなり、自我がでるのではなく、主イエスが内から出てくださるのです。自分を見て心配する必要はありません。義認が信仰により、主イエスの恵みによって与えられたように、きよめも信じることにより、主イエスの恵みによって与えられるからです。
2013/4/28