静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2008年02月24日 | 天のマナ

ブドウ Illustration by Keiko Totuka (c)2007
                Illustration by Keiko Totuka (c)2007

「使命に生きる教会」   
 
 社会にはさまざまな団体やグループがあり、それぞれに存在の使命があります。企業ならば、社会に貢献しながら、利益をあげることが使命でしょう。学校ならば、生徒相互の良き人間関係を育ませながら、学習を指導することでしょう。病院ならば、病める者を受け入れながら、その方の病気の治療をすることでしょう。では、教会の使命とは何でしょうか?
 
 私達は、救い主イエスによって救われ、キリストの体なる教会に、共同体に組み入れられました。それは何の為にでしょうか?教会の使命とは、教会堂を大きくしたり、信徒の数を増やすことではありません。大きさや数は、使命を果たす中で実っていくもので、大きさや数を使命とするならば、教会の本質を見失います。教会の使命は、「主イエスの福音を宣べ伝えながら、聖書的で健全なキリストの体を建てあげること」であります。私達が加えさせていただいている地上の地域の教会である静岡ホーリネス教会は、どうでしょうか? 教会の使命である「宣教と教会を建てあげていること」をしているならば、主に喜ばれる教会であります。その使命を堅実に継続的に果たしていくならば、必ず実を豊かなに結んでいくのです。

2008/2/24

掲載者:杉本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

主日礼拝説教要約

2008年02月24日 | 説教要約

「高価で良い真珠」 マタイによる福音書13章45-46節

 「また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。」(マタイによる福音書13章45-46節)

 初めてこの箇所を読んだ高校生の時、私は「変な話し!」と思いました。だって、真珠を一個買うために、持ち物を売り払うなんておかしいですよね。「この商人、明日からどうやって暮らしていくのかしら?」なんて、心配もしました。とにかく、ありえない話しだと思いました。

 私は、真珠などの宝石とかには興味のない人間で、真珠の良さがわからないからそう思ったのですけど、真珠の良さを知っている人には、この商人の気持ちが分かるのでしょうか?

 そう思っていたある時、本を読むと「この真珠はイエス様のことである」ということが書かれていました。イエス様を本気で求めている人は、すべてを捧げていくことができるということ?

 私は、「そこまでイエス様を求めていないなぁ。きっと、まだ、イエス様の良さがわかっていないんだな。もっと、イエス様の良さがわからないとクリスチャンにはなれないよね」。そんな風に不安を持ったこともありました。でも、そんなことを思いながらも、ちゃっかり洗礼を受けてしまいました。こんな私のためにも、イエス様は十字架にかかって下さったと信じましたから、神様の赦しを確信して洗礼を受けました。
 
 さて、聖書のお話にもどりましょう。確かにイエス様は、私たちにとって真珠、宝です。しかし、忘れてはいけないことがあります。それはまず、イエス様が私たちを「真珠」、かけがえのない宝物だと思っていること、そのことを決して忘れてはいけません。

 「私の目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」(イザヤ書43章4節)
 これは、有名な御言葉ですから、クリスチャンなら知っている人も多いと思います。「尊い」という言葉は、原文では、「かけがえのない、代用品のない」という意味があるそうです。「あなたという人間はたった一人しかいない。だから、あなたは貴重な存在なのだ。私は、あなたを愛している」と神様はおっしゃっているんですね。
 
 そのようなわけで、良い真珠を捜している商人は「イエス様」です。そして、イエス様は「良い真珠」である私たちを見つけてくださいました。そして、それを買い取るために尊い血潮を流されました。ご自分の命を差し出してくれたのです。

 「私が、良い真珠? 高価な真珠? そんなことは、信じられない」と思う方もいるでしょう。「自分は、できが悪い。いつも人に見下されている。鼻で笑われたことだってあるんだ」。そうやって自分自身を卑下し、「こんな私のためにイエス様がご自分の命を投げ捨てるなんて、ありえない。他の人のためならわかるけど、自分のためにそんなことをするわけがない」、と心を頑なにする人もいるでしょう。。

 しかし例え、あなたやあなたの周りの人が、あなた自身の価値を認めなかったとしても、イエス様は、あなたの価値を認めてくださっています。あなたの良さを誰よりも理解してくださり、愛しているのです。それなので、あなたを一生懸命捜し求めてくださったのです。私たちは高価な良い真珠です。

 イエス様とずっと一緒にいれば、イエス様がいつも私たちを綺麗にみがいてくださいます。 私たちよりも、私たちの価値を知っているイエス様を、私たちの「真珠」、宝として受け入れ、この身を委ねていきたいですね。

2008/2/24 説教者 酒井有希子(日本ホーリネス教団 清水キリスト教会)


 日本ホーリネス教団 清水キリスト教会
 〒424-0873 静岡県清水市有東坂2-321-9
 TEL:0543-46-8191 FAX:0543-46-8191

校正:M.S

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講壇の花

2008年02月24日 | 生花

わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
イザヤ書43章4節


Photo by I.Iwasaki (c)2008                                      

                                                                                         掲載者:岩崎

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会だより

2008年02月24日 | 教会だより
ソシンロウバイ
                 Photo by Masami Saito (c)2007 

2008年2月24日

■主日礼拝・式次第
招詞 : 詩篇100篇1~5節(司会者朗読)
前奏 : (奏楽者)
賛美 : 新聖歌270「歌えど尽きせぬ主の誉れ」(会衆一同)
使徒信条 : 新聖歌 p826(会衆一同)
主の祈り : (会衆一同)
交読文 : 新聖歌55(ヨハネ15章)p871 (司会者と会衆一同)
祈祷 : (信徒代表)
賛美 : 新聖歌267「渇けるわれは上より賜う」(会衆一同)
聖書朗読 : マタイによる福音書13章45~46節(司会者)
メッセージ : 「高価な良い真珠」(日本ホーリネス教団清水教会/酒井有希子師)
賛美 : 新聖歌220「恵みの光は」(会衆一同)
献金
献金唱 : 新聖歌57「このささげものは」
感謝祈祷 : (信徒代表)
頌栄 : 新聖歌63「父 御子 御霊の」(会衆一同)
祝祷 : (牧師)
後奏 : (奏楽者)
報告 : (司会者・他)

■教会だより(要約)
・本日は、清水教会の酒井師が御言葉をとりついで下さいます。杉本師は清水教会へ行っています。。
・本日の礼拝後すぐに、各セルグループをいたします。恵みの分かち合い、今年度の感謝と来年度の計画も話し合って下さい。
・本日は、古紙回収の日です。お持ち下さった方は母子室へお願いいたします。ご協力を感謝します。
・先週のギデオン協会への献金を感謝します。
・杉本氏は教団年会(2月25~27日)に、二名で行かれます。
・来週の午後は、学び会です。日本ホーリネス教団についての学びをいたします。どうぞお集い下さい。
・自宅訪問を希望の方は、教会スタッフまでお申し込み下さい。
・聖書の学びや洗礼を希望する方は、牧師までお伝え下さい。

【今日の予定】
聖歌隊 午後12:30
セルグループ 第三礼拝後
・第四礼拝 午後7:30

【今週の予定】
・2月25日(月)~27日(水) 教団年会
・2月28日(木) 祈祷会 午前10:30/午後7:30
・2月29日(金) スタッフミーティング 午前10:30
・3月 1日(土) 早天祈祷会 午前6:30

【来週の予定】
第一礼拝 午前 7:30
・第二礼拝 午前 9:00
・第三礼拝 午前10:30
・学び会   午後 1:30 
・第四礼拝 午後 7:30

掲載者:齊藤

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

主日礼拝説教要約

2008年02月17日 | 説教要約

「神の御心のままに」  マルコによる福音書14章32~42節

 主イエスは、十字架を前にした夜、ゲッセマネ(油絞り)の園で祈られました。その祈りは、恐れおののき、悩み、悲しみのあまりに死ぬほどの思いをもったものでした。ではなぜ、主イエスはそのような祈りをなしたのでしょうか。

Ⅰ 主イエスの苦悩の理由
 苦悩の理由は、父なる神様から自分が捨てられるということでした。絶えざる交わりであった三位一体の神の交わりから切られることは、人間の想像を越えた痛みでありまます。それは、父なる神に100%従った罪のない主イエスが、人間の罪を負い、罪人となられたがゆえであります。
 また、神に見捨てられることの恐ろしさ、罪にのぞむ神の圧倒的な怒りの裁きゆえに死を経験することの耐え難さでもありました。
 
Ⅱ 主イエスの祈りの内容
 そのような苦悩の中で主イエスは何を祈られたのでしょうか?
 それは、二つのことでした。一つは、「自らの願い」であります。「この杯(十字架の死)以外に人間の救いの道があるのなら、この杯を取り除けてください」と祈ったのでありました。罪と、罪への圧倒的な神の裁きの恐ろしさを、主イエスは知っておられたからです。
 二つ目のことは、「御心に従う」ということでした。「この杯を取り除けてください」と祈った主イエスでしたが、ここにおいても、父なる神様の御心に従うのです。「この杯を飲むほかに人間の救いの道がないのなら、私の思いではなく、御心のままになさってください」と。
 すでに十字架の勝利は、このゲッセマネの祈りの勝利から始まっていました。祈りの勝利は、神の意思に従う時に与えられるのです。

 誰の救いの為に主イエスは、ゲッセマネの祈りをなされ、十字架に向かわれたのでしょう。それはただただ、あなたのためであります。
 感謝と悔い改めをあらわし、願い(心のありのままの思い)をのべつつも御心に従っていくキリスト者とされたいのです。

2008/2/17 説教者 杉本 守

掲載者:杉本
校正:M.S

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天のマナ

2008年02月17日 | 天のマナ

バラ Illustration by Keiko Totuka (c)2008
               Illustration by Keiko Totuka (c)2007

「あなたと神との間のこと」   

 マザーテレサの言葉です。 
「人は不合理 非論理 利己的です
 気にすることなく 人を愛しなさい 
 あなたが善を行なうと 利己的な目的でそれをしたと 言われるでしょう 
 気にすることなく 善を行ないなさい 
 目的を達成しようとする時 邪魔立てする人に 出会うでしょう  
 気にすることなく やり遂げなさい
 善い行ないをしても おそらく次の日には 忘れられるでしょう  
 気にすることなく し続けなさい
 あなたの正直さと 誠実さとはあなたを傷つけるでしょう  
 気にすることなく 正直で誠実であり続けなさい
 あなたが作りあげたものが、壊されるでしょう  
 気にすることなく 作り続けなさい
 助けた相手から 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう  
 気にすることなく 助け続けなさい
 あなたの中の最良のものを 世に与えなさい けり返されるかもしれません 
 でも、気にすることなく 最良のものを与え続けなさい  
 
 最期に振り返ると あなたはわかるはず
 結局は すべてあなたと内なる神との 間のことなのです
 あなたと他の人の間であったことは 一度もなかったのです」
        
 「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい」 (コロサイ人への手紙3章23節)。

2008/2/17

掲載者:杉本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講壇の花

2008年02月17日 | 生花

しかし、わたしの思いではなく、
みこころのままになさってください。
マルコによる福音書 14章36節


Photo by I.Iwasaki (c)2008                                      

掲載者:岩崎 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会だより

2008年02月17日 | 教会だより

オオイヌノフグリ
                Photo by Masami Saito (c)2007

2008年2月17日

■主日礼拝・式次第
招詞 : 詩篇100篇1~5節(司会者朗読)
前奏 : (奏楽者)
賛美 : 新聖歌263「罪咎を赦され」(会衆一同)
使徒信条 : 新聖歌 p826(会衆一同)
主の祈り : (会衆一同)
交読文 : 新聖歌54(ヨハネ14章)p870 (司会者と会衆一同)
祈祷 : (信徒代表)
賛美 : 新聖歌316「御言葉なる」(会衆一同)
聖書朗読 : マルコによる福音書14章32~42節(司会者)
メッセージ : 「神の御心のままに」(杉本牧師)
賛美 : 新聖歌105「栄えの冠を」(会衆一同)
献金
献金唱 : 新聖歌57「このささげものは」
感謝祈祷 : (信徒代表)
頌栄 : 新聖歌63「父 御子 御霊の」(会衆一同)
祝祷 : (牧師)
後奏 : (奏楽者)
報告 : (司会者・他)

■教会だより(要約)
・本日も霊とまこととを持って主なる神を礼拝いたしましょう。
・本日の礼拝後、ギデオン教会の方が来て下さってお話をして下さいます。ギデオン教会の働きの為に祈り献げましょう。。
・本日の午後は、僕リーダー会をいたします。僕リーダー、サブリーダーの方々はお集まり下さい。
・来週の第三礼拝は、日本ホーリネス教団清水教会の酒井師が御言を取り次いで下さいます。杉本師は清水教会で御言のお取り次ぎをいたします。
・来週の礼拝後すぐにセルグループをいたします。恵みの分かち合い、来年度の計画などをお願いいたします。
・自宅訪問を希望の方は、教会スタッフまでお申し込み下さい。
・聖書の学びや洗礼を希望する方は、牧師までお伝え下さい。

【今日の予定】
聖歌隊 午後12:30
僕リーダー会 午後1:30
・第四礼拝 午後7:30

【今週の予定】
・2月18日(月) ライフライン会議 午前10:30/連合会 午後7:00
・2月19日(火) スタッフミーティング
・2月21日(木) 祈祷会 午前10:30/午後7:30
・2月23日(土) 早天祈祷会 午前6:30

【来週の予定】
第一礼拝 午前7:30
・第二礼拝 午前9:00
・第三礼拝 午前10:30
・セルグループ 礼拝後 
・第四礼拝 午後7:30

掲載者:齊藤

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会案内パンフレットのご紹介

2008年02月12日 | 教会案内

 日本ホーリネス教団静岡教会”グレースチャペル”では、教会案内パンフレットの作成を計画しています。印刷ができ次第、配布をいたします。

 次の画像をクリックして頂くと大きな画像に切り替わります。元に戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックして下さい。(画像の無断使用を禁じます)
※2008年2月23日、画像の差し替えをしました。
※2008年3月16日、パンフレットが完成し配布されました。


▲教会案内見本(表面) ※クリックで大きな画像へ


▲教会案内見本(裏面) ※クリックで大きな画像へ


 教会へ行きたいが、先に教会案内を見たいと思われる方は、次のメールアドレスへ「教会案内の送付希望」との用件名と、氏名・住所・メールアドレスを明記の上お送り下さい。ウェブ担当者が教会案内パンフレット担当者に連絡をいたします。郵便での受付も行います。

メールアドレスは悪戯対策のため画像にしてあります。
その他の用件もお送り頂けます。

日本ホーリネス教団静岡教会
〒422-8043 静岡県静岡市駿河区中田本町13-30
TEL:054-286-8323 FAX:054-286-8347
牧師:杉本 守・杉本敬子

掲載者:齊藤

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天のマナ

2008年02月10日 | 天のマナ

スミレ Viola mandshurica W. Becker
                                            Photo by Masami Saito (c)2006

「バラはバラのように、スミレはスミレのように」  
 
 ワーシップ・ソングの中で、「このままの姿で」という私の大好きな曲がありす。その歌詞の折り返しに、「バラはばらのように、スミレはスミレのように」「鷲は鷲のように、スズメはスズメのように」とあります。私達一人一人は、神の傑作、宝物として造られました。世界で誰一人同じ人はいません。神様は、私達の個性を創造し喜んでくださっているのです。

 田中信生牧師は、「心のおしゃれの三か条」という講演テープの中で、ユニーク(個性・独自性)に生きることの大切さを語っています。私達は、とかく誰かと比べたがります。タンポポは桜を見て、「いいなー。桜は高い所に咲いて。俺なんか地べたに・・・」。桜に聞いてごらん。桜はバラを見て、「俺なんか咲いたと思ったら一気にパッと散ってしまう。バラはいいな、値段つけて売られるから・・」。バラに聞いてごらん。バラは、「俺は、寒いところに入れられ、咲きたい時に咲かれない、このとげもあるし・・」って。

 バラはバラのように、スミレはスミレのように。比べて生きる歩みを卒業し、神様が与えてくださったユニークさ、世界で一人の自分を大切にしようではありませんか。自己中心ではいけませんが、神によってきよめられたユニークさをもって、自分に喜び自分に感謝して、信仰生活を歩もうではありませんか。

2008/2/10

掲載者:杉本

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする