「救い主を待ち望んだ者達」 ルカによる福音書2章22~38節
本日からアドベント(待降節)に入ります。シメオンとアンナが救い主を待ち望み、救い主と出会った出来事から、み言葉をいただきましょう。
Ⅰ 救い主に出会うために
この二人は大勢の神殿に訪れている人たちの中で、なぜ赤子であるイエスが救い主であると気がついたのでしょうか。まずそれは、救い主を待ち望んでいたからであります。漠然とではありません。今日か今日かと、日々に待ち望んでいたのです。そして、彼らは聖霊の細き声に聞き、聖霊の導きに従ったからであります。
Ⅱ 救い主に出会った者は
この二人は赤子である救い主イエスに出会い、喜びに満たされ、神をほめたたえ、神に感謝をささげ、神の言葉(預言)を語りました。そして、この救い主イエスを人々に語り聞かせたのです。救い主に出会った者はそうなるのです。
このアドベント、シメオンやアンナのように主イエスを待ち望み、主イエスに出会う経験へと今年もされていきましょう。
2011・11・27 説教者 杉本守