「神の右に座す救い主イエス」 使徒行伝1:1~11
復活された主イエスは、弟子達に自らを40日間あらわし、いよいよ天に帰る時になり、弟子達と共にエルサレム近くのオリーブ山にのぼったのでした。
Ⅰ 天に帰られる主イエス
主イエスは、弟子達に宣教と教会形成の使命を託し、彼らの目のまで天に昇り、雲に迎え入れられ、その姿が見えなくなりました。天に帰られた主イエスは、父なる神の右の座に座れたのであります(マルコ16:19、使徒行伝2:32)。
天を見ていた弟子達に、神の使いがあらわれ、「あなたがたを離れて上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのを見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」と語ったのでありました。主イエスは、この世の再び来られる時まで、父なる神の座に座られるのです。
Ⅱ 神の右に座してとりなす主イエス
主イエスは、神の右の座にて何をなさっているのでしょうか?
①主イエスは、天(神の国)において私達の場所を用意して下さっているのです(ヨハネ14章)。場所とは、大邸宅であります。
②とりなしの祈りです。私達は弱く失敗の連続です。しかし、主イエスは、私達の為に父なる神に真の大祭司として、とりなしてくださっているのです(ヘブ ル7:25)。だから、主イエスによって、父なる神に近づく者を、いつでも救うことができるのです。
③聖霊を通していつも共にいてくださるのです。主イエスは、父なる神にお願いして、聖霊なる神を送ってくださったのです。聖霊なる神は、常に主イエスを私達に明らかにしてくださ神であります。
今も生き、私達を愛し、私達の為になしてくださっている主イエスによって、豊かな恵みをいただこうではありませんか。
2008/4/27 説教者 杉本守