「心が内に燃える」 ルカによる福音書24章13~32節
復活された主イエスは、40日間、弟子達に現れました。本日はエマオ途上の二人の弟子達に現れた記事から主の言葉をいただきます。
Ⅰ さえぎられていた目
復活の日の夕方、復活の主イエスは現れ彼らに寄り添い歩いて行きました。しかし、主イエスがちがった姿(16:12)をしたいてこともあり、また目がさえぎられていてイエスを認めることができませんでした。さえぎられていたのでは、肉眼だけではなく霊の目もそうであり、主イエスが救い主であること、救い主が十字架と復活によって救いをすでになされたことが理解できず信じることができずにいました。喜びの日のに、彼らは当惑と失望と悲しみの日として歩んでいたのです。
Ⅱ 開かれた目
そんな彼らに主イエスは寄り添い歩き、み言葉を説き明かし、旧約聖書全体にわたり、自らが救い主で十字架と復活によって救いは成されたと語ったのです。そして、彼らと共に食卓につかれ、食前の祈り、パンを裂いて渡すしぐさ、主イエスのみ手にある傷のあとを見て彼らの肉の目、霊の目が開かれたのです。彼らは、神の偉大な救いの計画とそのわざを知り、心が燃やされたのでした。
み言葉が開かれるとき、平安と共に心が内に燃える経験を私たちはします。この朝も心燃やされようではありませんか。
2012/4/21 杉本守