憲法記念日で営業は無し。戦争は絶対してはならないと思うが、憲法を真面目に勉強したことがない。
午後から、5日のハーフを目指して少し練習。疲労が抜けにくいので長距離を走らず、近くの少年野球場の外野芝生でダッシュを中心に身体のサビを落とす。直後から筋肉痛が発生。
第4次『現代の理論』デジタル版の創刊
雑誌『現代の理論』の歴史は興味を引く。第1次は、1959年5月に大月書店から創刊されたが、日共中央の言論弾圧により9月の5号で停刊。不破哲三、上田耕一郎兄弟も寄稿していたが後に自己批判する。第2次は、1964年1月に現代の理論社から創刊、1989年12月休刊。第3次は、2004年10月に言論NPO・現代の理論から創刊、途中から明石書店が引き継ぎ、2012年4月に30号で終刊。
そして、第4次が、デジタル版として5月1日に創刊された。
http://gendainoriron.jp で閲覧できる。(無料)
第1次の5冊は、私の宝である。日共内での路線対立があり、それを公然と党外の出版物で主張できた、今では想像もできないそんな時代があった貴重な証拠である。第1次の寄稿者たちのほとんどは、その後脱党または除名され、上田兄弟のように党内に残る場合は自己批判を行い、茶坊主だらけの党に変質したのである。
私は、第2次、第3次を通して、『現代の理論』の熱心な読者では無かったが、否どちらかというとその緩~い感じに物足りなさを覚えていた。ラジカルさを感じない、どうせ社民だろっていう感じだった。ただ、振り返れば誰もいなくなった現在の情況では現状批判としての小さな期待を持っている。
例えば、なぜ、安倍内閣、安倍晋三の支持率が高いのか。左翼的な批判では、この国をどこに持って行こうとしているのか。危険なタカ派総理なのに。支持する国民が間違っているから。ということだろうが。このような、左翼的なものの見方では既にこの現実が解けないのではないかと思う。現実路線の『現代の理論』に優れた言説が現れることを期待したい。