晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

気の抜けたビール喋りの安倍晋三 

2012-12-23 15:14:49 | Weblog

 よつ葉ホワイトコージ(札幌パセオ店)で「4種のベリー&ベリーのワッフル」、表面がカリカリと硬いワッフルが特徴です。ただ今人気商品。

 

 本日は天皇誕生日。私は営業も無く久しぶりの3連休。テレビの天皇陛下は、少し太られたのか、顔が浮腫んでいるような感じ。年齢に対して忙し過ぎるのではないか。

 私は、今回の選挙結果で一番の特徴は自民党の大勝にあるのではなく、投票率が非常に低かったことにあると考える。投票しようにも選択肢が用意されていなかったのである。民主党3年間への失望が自民党にも他党にも行きようが無かったことなのである。もちろん、社共にも。これは、選挙で世の中変わるか?と思った有権者が増えたことを意味しているのではないか。

 政権が自民党になったからといって大きく変わる雰囲気は無い。経済政策の毛色は多少変わるだろうが、国家の枠組み自体が議論されているわけではない。財務官僚が用意したシナリオのA案を使うか、B案を使うか位の違いである。肝心なのは、今は「国民国家の黄昏」だ、という時代認識を持つことにある。自公政権に戻ったことは、国民国家の延命策に国家官僚と共に取り組むというメッセージである。

 自公に対抗するためには、脱原発、消費税反対の日共、社民党の引き続く惨敗から明らかなように、大衆にとって口当たりの良い政策を並べることではなく、今と異なる社会のあり様を提示することである。私は、国境とか、ナショナリズムとかを薄める方向、対立より強調、強行より柔軟を基調に政策を再構築すべきであると考える。

 

 どうでも良い民主党については、野田氏は責任をとるために党首を続けるべきであると考える。政党が政策によって出来上がっているとしたら、民主党は今こそもう一度政策を作り直すべきであり、それが出来なければ解党の道を歩むだろうと思う。

 この1ヶ月あまり、選挙を中心に表層的に政治をなぞってみたが、私の中では急速に今の政治への興味が失われつつある。

 

 

コメント
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