さる高貴なご一家の登場に合わせて、思わず入場の時にもらった日の丸を振ってしまいました。日の丸に対する賛成とか反対とかいった難しい考えとは関係なく、皆が笑いながら親しみを込めて振りたくなる登場人物のキャラクターと演出に感心。
政治が混乱するとザ・ニュースペーパーの舞台も面白くなる。今回の公演は、久しぶりに切れ味がありました。民主党政権の3年間で、何が変わったかと振り返ると、自民党に劣らず、無名に近かった民主党の政治家たちもそれなりのキャラクターを発揮するようになったことかな。政治家たちも役者としてひと回り成長したということか。
口先だけで反米愛国を叫びながら、下半身はどっぷり対米従属の政治家たち。政党交付金の多寡を気にしながら離合集散を繰り返す政治屋たち。脱原発、減税、手当と無償化と口当たりのいい言葉だけを振りまく無責任政党。
さあ、私たちは何を選んだら良いのだろうか。私はここしばらく政治の動きにすっかり興味を失っていたので、これから少し復習をしなければと思っていますが、「よりまし論」としても、なるほどという政党なんか無いのではと思う。
選挙なんかで、世の中変わるか!