双書哲学塾「〈畳長さ)が大切です」(山内志朗著 岩波書店 2007年刊)
ブックカバーには、話を面白くするもの、それが〈畳長さ〉。無駄を救え!効率一辺倒からの脱却のために。とのコメントがある。
著者は、会話の中の「間」、表情、身振りてぶりなどの非言語的コミュニケーションを例にして、「冗長さ」、著者の言葉では、「畳長さ」こそが重要であり、創造性や可能性を源泉であるという。
スケールの小さな哲学であった。岩波が哲学双書を15巻で出すというので、試しに1冊読んでみたが、これが哲学なのという位の代物であり、世界観も歴史観も認識論も全く感じられなかった。
哲学をきちんと勉強してこなかった私の不勉強のせいだろうが論旨があちこちに飛んでしまってとても読みにくく、身近な哲学をテーマにというのだろうか、この「哲学塾」双書については、これ以上他の巻を読もうとは思わない。
雪は少ないが寒い。「北海道新聞」本日1.12の社説で、札幌市が福祉灯油(生活弱者に対して石油代を給付するもの)を実施しないことを批判している。
道新のこれまでの報道を総合すると、財政破綻をした夕張市の市民生活が一番大変なのだろうと思う。しかし、札幌市だけ取り上げているが、夕張市には余裕が無いので市民はガマンして当然ということなのだろうか。
もし、生活弱者対策をキャンペーンするのなら、北海道の地域性からも全道的な話題とすべきであり、国に対しても問題提起するような報道であるべきではないだろうか。道新のバランス感覚を疑った。
ブックカバーには、話を面白くするもの、それが〈畳長さ〉。無駄を救え!効率一辺倒からの脱却のために。とのコメントがある。
著者は、会話の中の「間」、表情、身振りてぶりなどの非言語的コミュニケーションを例にして、「冗長さ」、著者の言葉では、「畳長さ」こそが重要であり、創造性や可能性を源泉であるという。
スケールの小さな哲学であった。岩波が哲学双書を15巻で出すというので、試しに1冊読んでみたが、これが哲学なのという位の代物であり、世界観も歴史観も認識論も全く感じられなかった。
哲学をきちんと勉強してこなかった私の不勉強のせいだろうが論旨があちこちに飛んでしまってとても読みにくく、身近な哲学をテーマにというのだろうか、この「哲学塾」双書については、これ以上他の巻を読もうとは思わない。
雪は少ないが寒い。「北海道新聞」本日1.12の社説で、札幌市が福祉灯油(生活弱者に対して石油代を給付するもの)を実施しないことを批判している。
道新のこれまでの報道を総合すると、財政破綻をした夕張市の市民生活が一番大変なのだろうと思う。しかし、札幌市だけ取り上げているが、夕張市には余裕が無いので市民はガマンして当然ということなのだろうか。
もし、生活弱者対策をキャンペーンするのなら、北海道の地域性からも全道的な話題とすべきであり、国に対しても問題提起するような報道であるべきではないだろうか。道新のバランス感覚を疑った。