晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

夜の映画学校

2006-08-20 20:47:08 | Weblog
 『森達也の夜の映画学校』(現代書館2006)結構売れています。

 『言論統制列島』で、斉藤貴男、鈴木邦男と近年に無い対談を
繰り広げていた映画監督森達也氏と、1年間行なわれた「夜の映画
学校」での、映像作家たちとの対談集。

 今の映画現場は、1950年代生まれ、つまり同世代が主力で、
精力的に創造している。

 私の映画との接点は、学生だった1970年代が一番で、1980年代に
なると家庭用ビデオで観るのが中心となり、いつしか映画館から
足が遠のいた。
 
 映画を観なくなった時点でその人の青春はおしまいとの意見あり。

 だが、近年、シネコンに行く機会があり、その環境の良さに
びっくりし、再び観るようになった。

 森氏は、「映画から人生にとって大事なことを学んできた」と
語っているが、私は、記憶に残る映画、忘れてしまっている
映画、数々あるが、映画はいっときのエンターテイメントでしか
ないような気がする。

 たくさんの名作、話題作、感動した映画があったが、私にとって、
ある一定の時間、虚構の世界に入り、驚いたり、泣いたりという
ことはあるが、それほど考え方とか、生き方に影響されたような
ものは無かったのではないだろうか。





 
コメント (1)
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