『森達也の夜の映画学校』(現代書館2006)結構売れています。
『言論統制列島』で、斉藤貴男、鈴木邦男と近年に無い対談を
繰り広げていた映画監督森達也氏と、1年間行なわれた「夜の映画
学校」での、映像作家たちとの対談集。
今の映画現場は、1950年代生まれ、つまり同世代が主力で、
精力的に創造している。
私の映画との接点は、学生だった1970年代が一番で、1980年代に
なると家庭用ビデオで観るのが中心となり、いつしか映画館から
足が遠のいた。
映画を観なくなった時点でその人の青春はおしまいとの意見あり。
だが、近年、シネコンに行く機会があり、その環境の良さに
びっくりし、再び観るようになった。
森氏は、「映画から人生にとって大事なことを学んできた」と
語っているが、私は、記憶に残る映画、忘れてしまっている
映画、数々あるが、映画はいっときのエンターテイメントでしか
ないような気がする。
たくさんの名作、話題作、感動した映画があったが、私にとって、
ある一定の時間、虚構の世界に入り、驚いたり、泣いたりという
ことはあるが、それほど考え方とか、生き方に影響されたような
ものは無かったのではないだろうか。
『言論統制列島』で、斉藤貴男、鈴木邦男と近年に無い対談を
繰り広げていた映画監督森達也氏と、1年間行なわれた「夜の映画
学校」での、映像作家たちとの対談集。
今の映画現場は、1950年代生まれ、つまり同世代が主力で、
精力的に創造している。
私の映画との接点は、学生だった1970年代が一番で、1980年代に
なると家庭用ビデオで観るのが中心となり、いつしか映画館から
足が遠のいた。
映画を観なくなった時点でその人の青春はおしまいとの意見あり。
だが、近年、シネコンに行く機会があり、その環境の良さに
びっくりし、再び観るようになった。
森氏は、「映画から人生にとって大事なことを学んできた」と
語っているが、私は、記憶に残る映画、忘れてしまっている
映画、数々あるが、映画はいっときのエンターテイメントでしか
ないような気がする。
たくさんの名作、話題作、感動した映画があったが、私にとって、
ある一定の時間、虚構の世界に入り、驚いたり、泣いたりという
ことはあるが、それほど考え方とか、生き方に影響されたような
ものは無かったのではないだろうか。