-監督-
ブラッド・バード
過去監督作:『Mr.インクレディブル』
-製作-
◆トム・クルーズ
◆J・J・エイブラムス


-出演-
◆トム・クルーズ…イーサン・ハント
過去出演作:『ナイト&デイ』
◆ジェレミー・レナー…ウィリアム・ブラント
過去出演作:『マイティ・ソー』
◆サイモン・ペッグ…ベンジー・ダン
過去出演作:『スター・トレック』
◆ポーラ・パットン…ジェーン・カーター
過去出演作:『ミラーズ』
◆ミカエル・ニクヴィスト…ヘンドリクス
過去出演作:『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』
◆ウラジミール・マシコフ…シディロフ
過去出演作:『エネミー・ライン』
◆ジョシュ・ホロウェイ…ハナウェイ
◆アニル・カプール…ナス
過去出演作:『スラムドッグ$ミリオネア』
◆レア・セドゥー…サビーヌ・モロー
過去出演作:『ロビン・フッド』
◆ミラジ・グルビッチ…ボグダン
◆サムリ・エーデルマン…ウィストロム
<ストーリー>
何者かの陰謀により解散へ追い込まれたIMF。イーサン・ハント率いるチームは黒幕を探し出すべく動き出すが、かつてない状況に追い込まれ…。
不可能を超えろ。
<感想>
イーサン・ハント、4度目のミッション開始です。
毎作監督が交代している本シリーズですが、今回はアニメ畑で養われたブラッド・バード監督が携わっているだけに何処かユーモラスな雰囲気に包まれていました。
ただアクションしているだけの内容だったら正直しんどい130分間だったかもしれない。
随所にコメディ風味を入れる事によって物語展開としての強弱が出てきており、かなり観易い形になっていた様に思う。
故にテンポにも良さが目立ち、シーンが切り替わる度に今度はどういったアクションを見せてくれるのかという新たな期待も自然に生まれ、終始ワクワクさせられっ放しで全く飽きる事が無かった。
メインキャラとして昇格したベンジー・ダンの存在価値も大きい。
演じるのは顔からしてコメディアンなサイモン・ペッグなので、彼が映ると笑いが起きるという美味しい現象が確立され、否応無しに癒しの一時が過ごせる。
手に汗握るアクションと、クスッとさせられるコメディ。
この二つを適度に散りばめた事により作品全体が柔らかくなり、その事でリラックスして観れるアクション映画になっていた事が私としてはとても良かった。
CGに出来るだけ頼らず、現場とセットに拘った監督だけに、リアリティーに飛んだ迫力あるアクションシーンが満載。
砂嵐の中でのカーチェイス、立体駐車場での肉弾戦と、そのどれもが激しさと緊迫感を兼ねており存分に圧倒させられ楽しませてくれる。
疑似背景を映し出したスクリーンを張って地道に目的地まで前進していくクレムリン潜入作戦が一番好きかな。
ファイトぉ!いっぱーつ!!
で、ブラントがイーサンの足を掴むシーン。
普通なら肩脱臼確実。
“映画やなのぉ”と微笑ましく思えるのも作品に対して満足している証拠。
偶然乗り込んだ車がキー入らずってのもそう。
運良過ぎやろって(笑)。
余り記憶として残っていないし、そこまで贔屓する程好きではない過去3作だったけれど、今作は評判通りの面白さがあった。
忘れかけてきた頃にもう一度観直したい。今作の美女図鑑
暗殺者サビーヌ・モロー役のレア・セドゥー。
ジェーンに蹴られて「あ~れ~」な最期が最高。
胸元チラリな服装も最高。
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『スパイ大作戦(1966~1973)』(オリジナルTVシリーズ)
『ミッション:インポッシブル(1996)』(シリーズ第1作)※個人的評価★★★
『M:I-2(2000)』(シリーズ第2作)
『M:i:III(2006)』(シリーズ第3作)
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)』(シリーズ第4作)
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)』(シリーズ第5作)
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)』(シリーズ第6作)
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023)』(シリーズ第7作)
評価:★★★★☆
12/04/30DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-04-27
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン