でっかい倒木が落ちている滝(15m)を登りました。左側から
今日は沢に行ってきました。実は行先を色々考えていたところだけど、天気予報では昼から大雨が降るとの事(10㎜/h)そんなことから、半日コースとなった。でも、記録には無い(多分)沢なので、いったいどんな渓相なんだろうかと期待しつつ入った。
しかも今日はニューフェースが仲間入りしました。
SN消防本部所属の救助隊員、M谷クンです。震災救助のエキスパートで若くして講師も務める彼とは、救助科の同期でもあります。そんな仲のボク達と、ボスとの3人で沢に入りました。
温見川を渡渉しヤサ谷に入ります。虻は少なめ 滝上から見下ろす。M谷クン初ビレー!
暑い夏は沢登りが気持ちイイです。 (写真:Boss) 巨木がイイ雰囲気です。(写真:Boss)
そんなに難しくなかった15m滝。滝だけでなく巨木もあり、イイ感じに見えます。 (写真:Boss)
沢に入ってゴルジュ内を歩くと目前に巨木が落ちているデカイ15m直瀑が鎮座する。この巨木が滝に中々良い風情を醸し見とれるが、登れる滝かなと現実に戻る。苔むしたこの滝、水流の中を登らないと行け無さそう・・・。合羽を着込み快適シャワーじゃなく、ずぶ濡れになって登攀。ハーケンやらを打ち込み無難に登れとても満足!寒い時期はこりゃきついなぁ。
ビレーするM谷クン。(写真:Boss) 流水を浴び吠えるM谷クン。
でもその後は小滝が続き、平凡な沢となりつつ、藪に突貫!斜面は薄い藪だったけれども、主稜線に入るとヤッパシ密度の濃い熊笹が行く手を阻みます。ナカドボサマ谷もこんな藪だったが、同じ稜線を繋ぐだけあっての藪の濃さだった。木に登り三角点が有ろうところを見まわすが、刈り込みは無く、懸命に三角点を探すとやっと見つかった。倉ノ又山の三角点は藪に完全に没していた。
大滝が終わると平凡な感じです。(写真:Boss) 藪漕ぎです。ここは薄いけど、稜線に出ると激藪です。(そういえば姥ヶ岳も酷い藪だったなぁ~)
山頂は完全に藪に没していました。でも山頂見つけられてラッキー! 地形図読んで進むM谷クン
下りの沢の方向にコンパスを合わせ降下する。下りの沢は悪所も無く、途中早い昼飯を食って下りる事、大粒の雨が降り出した。天気予報では午後から大雨が降るとの予報だったので、便衣兵豪雨に遭わぬやうそそくさと下り、温見川を渡渉し車の元に到着しました。
大好きなトチの木の下で早い昼食です。 M谷クンが湯を沸かしてくれ御馳走してくれました!(写真:Boss)
後は蜘蛛の巣を払いながら、テクテク沢を下りるのみ!(写真:Boss)
車に乗るや大雨となり、ギリギリセーフでした。(家に帰ってきたら大雨洪水警報が発令されました)
今日も山で遊べて大満足!もうすぐ首都へ赴任するボクにとって、心身共に癒され鋭気が養われたかなと・・・というか、山に対する未練が募っちゃうなぁと思わずにはいられない気分になりました。ヤッパシ、生まれ育ったこの地から離れるのはちょっと寂しい気もします。っていうか、遊べなくなるのが寂しいなぁ。
ありがとうございます
大温見谷は途中まで上がってみました
かって、小温見と大温見の間にある尾根には道があったので、探してみましたが、藪になってましたね~
また、挑戦してみます
小温見谷はここです
http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.808304,136.4745&z=15
大温見谷はここです
http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.810715,136.47887&z=15
倉の又山に突き上げる沢です。
いずれも難しくなく、正面突破すればそれなりの装備が必要ですが、普通に巻けます。
楽しんで下さい(^^)v
ヤサ谷は夜叉谷として途中に滝がある記号の鉱山地図持っています
小温見谷を遡行してみる予定ですが、付近小谷をイワナ釣りする程度の技術で上がれるでしょうか
小温見谷にも滝があるということなので、どの程度なのか知りたいと思っています
お手数ですがよろしくお願いします
貴殿のブログを参考にボクもビンディング取り付けていました。とても含蓄のある内容で勉強になると同時に、自分で取り付けることの大事さを知りました。
こちらこそ今後もよろしくお願いします。
沢登りイイですね。ボクは今、東京で、来年の4月に地元に帰れますが、山スキーできるかどうだか分からないので、とても寂しい思いをしています。
検索で貴ブログに辿り着きました。
Dynafitビンディングの記事など、参考にさせていただきたく、ちょくちょくお邪魔しますので以後よろしくお願いします。
私も還暦を過ぎ、大好きな沢登りも無理せず行けるルートが限定されてしまいましたが、ぼちぼちと末永く楽しみたいと思っています。
では、今後ともよろしく!
東京では時間の余裕がとれたら山に行ったりしたいですが、冬になったら時々こっちにも帰ってきて冬山に行きたいなぁと思っています。
東京ではまた新たな出会いが有ると思いますが、あちらでもそれなりに頑張っていきたいと思っています。
また帰ってきたら遊んでくださいね!
でもまた新たな出逢いと御自身のスキルアップなど、得るものも多いのでしょう。^^アチラでもしっかり山へ出掛けちゃう予感もしますし(笑)
様々なご活躍の日記、楽しみにしていますよ♪
今回の山岳訓練には、嶺北(組)消防本部からウチのお向かいさんの息子さんが参加していました。^^
お世話になりました。