昨年12月に組んだK2と比較して、細く(センター94㎜)オールラウンドに使えそうです。
春用の板が昨年壊れてしまったので、新しくしました。ARMADA DECLIVITYにブラックダイヤモンドのO1です。VOILEのX2にしようか迷いましたが、前のビンもO1でそのスキーアイゼンを使えることからO1にした次第。
物欲人間である事を再認識。遂に買ってしまった ビンはBlackdiamond O1 最終モデルをゲット!手前は旧モデル
この板は2014‐2015モデルの3年前の板だけど、山岳会のMT村さんのフリッチTLTビン取付けの時に一目惚れして、いろいろ探した挙句新品をゲット!重いけど作りがシッカリしている感じが、その時のビン取付け時に伝わってきた。軽さよりも滑り重視ってことで…。サイズは168㎝で124/94/114と前回のズヌープダディーより一回り大きい感じ。
そしてBDのO1もブラックダイヤモンドがテレマークから撤退することを先日聞き、フロントのビンディングの取付けネジが初期版は4本に対し今回買ったものは6本と、テレマークスキーはフロントに特に負荷がかかるので強化されているので、これに決めた。実は前回のは山で緩み痛い目に遭ったし、もう板の穴はガボガボになっていた。6本ビスになり取付け強度も上がることはもちろん剛性感も高まり、これが滑りに良い影響を与えることは、何となく伝わります。
どの辺にビンを持ってこようか考える。 結局3ピンセンターは±0とした。旋回重視でいく
まずは、板の長辺方向に対するセンターの毛書き!いつものように、トップシートにテープを貼って、精密な手作業で各場所にて中心を出して、線を引きます。そして普通の山スキーの板ならブーツセンターを合わせて、それに基づきビンディングの穴の位置を毛書きますが、テレマーク板なので3ピンセンターを書く必要があります。これは言ってみればスキーの中心(色々やり方が有るけど、ボクはトップシートのトップからテールの間の中心をそれにしています。そして自分好みにセットバックやセットフロントしています。今回は±0)
毛書線の中心に千枚通しで小さな穴を開けポンチング! そして穴を先行穴φ2㎜で開け、本穴φ3.6㎜を開ける
そしていつもの様に、ビンディングのネジの中心線を毛書きポンチングしてφ3.6×9㎜の専用ドリル刃で穴を開け、冷間圧造してトップシートを平滑に削り、いつもの2液混合性エポキシ打ってネジ締めて完成です。
もう慣れたもんです。(我ながら感心…)でも一発勝負なのでセンターのズレはもちろんうっかりミスが無いよう何回も何回も確認しながら行います。
出来上がり!カートリッジはミッドスティッフです。 MADE IN AUSTRIA
初のアルマダ製のスキー!どんな滑り感か楽しみ!! 真っ黒な板に、黒と緑のビン!
板はオーストリア製でメタルが入っているので、いくらARMADA製のバックカントリー用に開発されたとはいえ重いです。でもこれが滑りに反映されるのなら重くても頑張って登らなきゃと思います。
カミさんに少し借金して漸く2セット目のテレマーク板を仕上げる事が出来た。
TLTに軽い板で作れば、山ではその軽さを生かしてガシガシ登ることができるけど、滑りは微妙に感じる。最近滑るときの何となく言葉では表現できないけど、あの感覚が、軽さを追求した板では味わえないし、そしてテレマークのあの滑りがたまらない…。
テレマークの靴は剛性を高める必要があり兼用靴よりも重く、そしてビンディングもTLTの2倍以上重い。普通なら板を軽くして…といきたいところだけど、もうこの際、重くなってもイイや…滑り重視でいこうと思います。体力を付ければイイことだし…と自分に言い訳しています。
早く、この板で山を駆けたいなぁ。