山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

地形図が表示されるGPSを購入!

2015年03月12日 | ひとりごと

 左からgeko201、geko301 そして先日COLORADOの新品!日本登山地図TOPO10Mと日本詳細道路地図も購入!!

山をはじめて今日まで約25年ほどで登ってきた山は色々…山に登る為には地形図が必要なので、コツコツ買っては折ってと…だいぶ貯まり、1/2500地形図は200枚以上か!?
最近ではパソコンでインターネット駆使して手軽に地形図をプリントアウト出来る時代だけど、ヤッパシ書店で購入した地形図はイイもんだ。
古地図もたくさん有り、最新の地形図と照らし合わせて眺めるととても楽しい。昔はこんなところに人が住んでいたんだとか、反対に昔は田んぼ、海、川だったところが今は町が出来ていたりとか、昔の登山道、峠が有ったりとか…吉村昭の小説「天狗争乱」で出てくる街道や峠など歴史の舞台も古地図に載ってて楽しい。ヤッパシ地図は楽しい・・・。

 昭和20年代の古地図!ボクの住む地区も昔から存在!!(1/50000経ヶ岳)白山やアルプスの山々等、等高線は不正確だろうけど見ていて楽しい!

高校山岳部から山登りをはじめ、今日まで山での読図は地形図とプレートコンパス、高度計付き時計を使ってきました。近年、携帯GPSという便利なモノが出てきましたが、そんな画面に自分の居る位置が分かってしまうモノは必要ない!というのを信条に山に登ってました。

 国土地理院発行の紙ベースの地形図もキチンと折って保管。


 まだ折っていない地形図もたくさん有ります…。パソコンの画面で見るのも良いけど、手にとって眺めれる地図もイイね。

山登りの楽しみの一つとして、読図もそのひとつで登山道の無い沢登りや雪山で自分の居る地点を把握しながら登り、無事目的地点を通過、登頂した時は嬉しさも倍増する。
読図は、自分の感覚を研ぎ澄ませ第6感もフルに活用するものだと思う。今まで正解だったり、ハズレだったり、遭難!?しそうになったりと読図の難しさというか奥深さを感じつつ1/25000地形図を持って山に入っていた。時には地形図の表記に誤りを見つけたりした事もあった。

そんな風に、読図を楽しんできたボクも、実はGarmin geko201、301とGPSを使っていました。でも、これらは地図は表示されず、家に帰ってパソコンに繋いで踏査した経路、いわばログを取るのに使っていました。

で、山岳会の仲間もGPS(地図表示)不要論者が居たことは居たが、その便利さ故に最近徐々に携帯する人が増えてきた。そんな中、ボクは山で迷った時、地形図広げて色々考えなくなる…。考え抜いて正解だった時の感動が半減する・・・と思っていた。常に地形図を見ながら登る事を止めてしまうと思っていた・・・。

でも・・・考えが変わった。

特に山スキー。夜間、ホワイトアウトなど視界の全く効かない中、地形図広げて整置しようにも全くできない。また、アップダウンの続く尾根を効率良く素早く登るにはGPS(地図表示)が必要だと言う事が分かった。

という事で、ボクも地形図が表示される最新のGPSを買った!いろいろ迷ったが、画面が大きく手袋した状態でも操作しやすい。日本詳細道路地図も入れたので自転車にも使えそうだ。

でも、GPSが有るからと言って地形図を広げないというのはダメで、当然山には地形図は持っていく。所詮こんなものは電池切れや壊れたら使い物にならないし、山では命がかかっている。これからも山登りでは普段通りの読図をしようと思う。


読図・・・知的好奇心を煽られるというか、空間認識能力が鍛えられるとか、いろいろ有るけれど、地形図眺めているのってとっても楽しい。
コメント (2)
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