山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

日本人の伝統

2011年06月12日 | ひとりごと

 大々神楽をお受けしたときの御神札と神饌(おさがり)です。

今日は家族で伊勢に行ってきました。
もちろん目的は伊勢神宮です。5~6年振りにお参りできました。
ココに来ると、ボク達日本人の歴史を感じる事ができます。最近ハヤリのパワースポットと云われるような安っぽいものでなく、これは大和民族がずっとず~っと護ってきた歴史の連続性です。歴史の事についてはボクは詳しくないので、カミさんに譲るが、今まで千数百年と変わらず残してきたこの社殿、様式など日本の歴史は凄いなと感じます。もちろん皇室が絶えることなく今日までその地位を継続し繁栄しつづけていること。これは我が日本人の誇る事で有ると思います。
政局は情けない事にいろいろ荒れているけど、この日本の「カミ」に対する思いは不動の安定したもの。この心のよりどころが有るから日本人がまとまってきたのかなとと思います。
何度もくどいけど、この歴史を守るためにも、この日本そして国体を護っていかなくてはいけないと改めて思った次第です。領土(樺太、北方領土、竹島など還っていないものもあるけど)、国民の生命、身体、財産は今後も守っていかなくてはならない。でもこれは目に見えるものではあるけど、目には見えないこの国柄っていうか精神的なものこそずっと護っていかなくてはならないものなんだと思いました。
 
 五十鈴川に架かる宇治橋を渡るカミさんと源次郎        手水舎(てみずや)で手と口を清めます。

 
 神楽殿。庭の佇まいが良かったです。

前、来たときは源次郎が生まれる前でした。きょうはその源次郎を連れて、家族でお参りすることができました。
もちろん今回も、神楽殿で「神楽」をあげて御祈祷してもらいました。祝詞が御神前に奏上され、舞や雅楽がのお供えを下げられる大々神楽の儀をうけ、この儀も千数百年と変わらず続けられている事に感動しました。いつもは暴れん坊の源次郎もこの儀の前では大人しく正座をしつづけ神妙な面持ちで受けていた事に日本人であることの所以を感じました。
 
 五十鈴川の流れも清浄でした。              おかげ横丁で伊勢うどんを食べました。

今、国旗高揚、国歌斉唱について大阪府が条例制定しました。一部の人はこれに反対し、戦時中の人達は洗脳された云々と言っています。(もちろんこれら国家、国旗に対する敬意は自然に身につくものだと思います。)が、ボクの祖父たちは、この日本の歴史を護るためにも戦ってきたのだと強く思いました。それほど日本の歴史は深いんだと此処にきて改めて強く感じ、これは後世に受け継いでいかなくてはならないものだと強く感じました。
そして最近読んだ本で、吉村昭の「ポーツマスの旗」を読んだんですが、連綿と受け継がれた日本の歴史・・・このバックボーンが有るという気概を持っていたからこそ、昔の人達は強かったんだと思います。

雅楽と巫女の舞、これを見ているとAKB48とかの踊りと歌なんか安っぽいもんだと思いました。比べる方がおかしいけどね。
コメント (4)
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