外科医だった岳父の本棚にあった本。
パレも床屋外科医も知らなかったので、興味深く読む。
それにしても、世界を変えていく男というものはでてくるものだ。
目次
序章 アンブロアズ・パレと日本の医学
第1章 わが国の近代外科のルーツをさかのぼる
西洋医学を取り入れた人たち
絵図をめぐる謎
パレの生地を歩く
第2章 パレの同時代を見渡す
フランス王家とパレ
宗教戦争と王家の悩み
ルネサンスの外科医パレ
第3章 戦場で学んだ外科医パレ80年の生涯
意欲的に学んだ若き日々
経験と実証を重ねた軍医としてのパレ
国王の外科医パレ
診療と著作に没頭した晩年
第4章 後世に残した偉大な業績
パレの周辺
『パレ全集』のゆくえ
医療に対する精神に学ぶ